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カテゴリ:感性論哲学 基本用語集
【理論と論理】 理論と論理はどう違うか? 理論とは「真理はひとつ」という考え方のもとで使われる方法論。 真理はひとつという考え方は、 「事実は変化しない」という大前提が根底になっています。 事実は変化しないのだから、事実に照らし合わせていけば、 どれが正しいかすぐわかるということになる。 その理論が限界に達して、真理はひとつという考え方ではどうにも ならないという状況になったときでてくるのが、「論理」です。 宇宙はエネルギーバランス 宇宙はプラスのエネルギーとマイナスのエネルギーがお互いに バランスを模索しながら形成されている。 前と悪・美と醜・真と偽・表と裏・前と後ろ・光と影・・・ すべてが対の構造になっている。 真理はひとつという科学的な考え方・理論では現実に対応すること ができません。 人間社会は、性格が違う人・人間性が異なる人・考え方が違う人・ 立場が違う人・宗教が違う人が共に生きていかなければなりません。 それが人間の現実であり、社会の要諦です。 そこでは真理はひとつという理論の能力は通用しません。 理論では必然的に対立が生じます。 理論を超えた力が要求されます。 それが論理であり、愛なのです。 愛の論理は、理論を超える力です。 理論よりも論理の方が高次元であり、真理よりも真実の方が高次元の 理性の使い方であります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月08日 07時42分53秒
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