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カテゴリ:america
世界は戦前のようなブロック経済へ向かうのか?アメリカがこれまでグローバル市場経済を主導してきたとすると、トランプのアメリカ中心主義の主張は、この構図に竿を差す動きに見えるのは間違いないし、これを保護主義ということもできる。
だが、冷静に世界の各国経済を見ていくと、それぞれの政府は自国の国民向けの経済政策を間違いなく実施していて、貿易政策も、その延長上にある。この観点から見れば、トランプは、アメリカ市場を無制限に解放するのを止めて、自国中心の国民市場へ転換すると宣言しているに等しく、いってみれば、アメリカを普通の国にすると主張したに過ぎない。 そうは云っても、これは世界経済の大転換であることも事実でしょう。アメリカに自由にアクセスできた開放された貿易の門戸が狭められる可能性が出てきたのです。 上の記事では、世界経済が再び戦前のブロック経済へ逆戻りする懸念が語られていますが、そうはならないでしょう。強いアメリカを再構築するというトランプの主張に沿えば、政治(軍事)と経済をリンクして、国内と国外の政策にあたると読めるし、アメリカ優位がそこで求められると云うことでしょう。 多国間の自由貿易でなく、国ごとの貿易協定といっているのは、それですね。いずれにしろ、この新しいアメリカの政策が定着するまでは、世界経済に混乱が生じるのは間違いないし、覚悟しなければならないでしょう。 強い経済は生き残り、弱きは切り捨てられる非常なルールが作用する可能性もあります。世界の成長センターとしての東南アジアの位置づけは、激変するかも知れません。シナにこれを変える力はありません。日本もしかりです。その意味で、苦しい時代が到来しそうです。 日本の繁栄をどのように維持し達成するのかについて、アメリカに頼ることができない時代になると云うことでもありますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 25, 2016 05:10:55 PM
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