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Shimojimのブログ

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October 18, 2019
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カテゴリ:environment
喫煙と同様に肉食も罪に問われる日が遠からずやってくるとか…。
上の記事で”肉食の罪”が設けられて当然であり、正当であるとの主張が紹介されています。ウゥーン、正論のようではあるのですが、何やら怪しげな気配を感じますがどうでしょうか?!

現実に人口激増をもたらせている発展途上国において、先進国並みの肉消費量がもたらされたとしたら、地球上のすべての森林地帯を牧場に作り替えても、その需要にこたえられないでしょう。おそらく…。

そのこと自体を見れば、”肉食の罪”はあり得るのかな~と印象づけられますね。しかし、その前に人口爆発をもたらせしめた”文明”や、それを支えてきた”論理”に罪はないのでしょうか? 大いにありだと確信しますね…。

もっとはっきり申せば、地球規模で成立してきた非文明的共同体の存在が”文化人類学”で解明されてきましたが、そこでは文明の優劣や支配服従関係の一般化が否定されています。いかなる文明も共時的に併存的に存在するということです。西欧文明の優越的論理とは対極をなすありようと云えます。

ヒトはすべからく、そうした共時的でしかも併存的な文明からなる社会へ転換しない限り、ヒトによる地球規模の自然破壊を押しとどめることはできないでしょう。この意味で、西欧文明は間違いなく否定されねばならないのです。

肉食の一般化をもたらせた”犯人”も西欧文明であることを思えば、上の記事の論者はみずからの存在の否定を主張しているのであり、自家撞着そのものです。それに気づかぬ”恥”を知らねば…。





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Last updated  October 18, 2019 09:26:45 PM
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