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August 17, 2022
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カテゴリ:technology
ブタの臓器をヒトに移植するって、まえから話題になってきましたが、最近の事情は…。

記事 ​ブタからの臓器提供「もう手が届く」 米で報告、進む遺伝子改変愚述 朝日新聞 2022/8/5​ 参照。

ブタの臓器をヒトに移植する際の最大の課題は、移植時ないしは移植後の拒絶反応をいかに抑えるかにあるといえましょう。この問題が遺伝子改変技術の適用で解決のめどがたったと上の記事では報じています。

その結果、ブタの心臓や肝臓や膵島でも、それがこころみはじめている。基本的に、成功との評価も出ているようして…。いずれも、移植後の死亡という事態には立ち至ってはいるようですが…。ざんねんながら…。

ブタがヒトの臓器の移植の対象に選ばれた理由は、こちらもすでに知られている通りで、その臓器の構造や機能がヒトに近い点にあるとされている。しかしながら、両者は”種”そのものに大いなる隔たりがあって、人の側で拒絶が発生してしまう点が問題でした。

ヒト同士の移植に数的な制約があるという現実のもとでは、ブタに救いの手をもとめるのもやむ無しかもしれません。なにせ、心臓の脈拍に乱れがある病では、ペースメーカーなる機器が埋め込まれるという現実があるのですから…。無機的な機器に代わって、動物の臓器がもちいられるだけともいえましょう。精神的な抵抗感は残りますが…。

このままの趨勢がつづきますと、ヒトの臓器が深刻な病に侵されたときには、躊躇なくブタの世話になりかねません。ヒトのありようなのですが、その外見はヒトでも、臓器はブタだという…。しかしながら、腎不全のために人工透析を受けざるを得ない患者さんが、もしも臓器移植で、その必要がなくなるとしたら、どうでしょうか?

週3度の透析のための治療は易くありませんでしょう。その負担がなくなるのであれば、ブタ臓器の移植も貴重な選択肢になるように思われます。個人の意思しだいとはいえ…。





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Last updated  August 17, 2022 06:36:13 AM
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