673884 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

新宿会計士の政治経済評論 -> https://shinjukuacc.com

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

サイド自由欄

読者の皆様へのお知らせ


当「新宿会計士の政治ブログ」は2014年9月4日以降、無期限休刊となっており、今後の更新の予定はありません。「新宿会計士」は引き続き、下記ウェブサイトにて「読んで下さった方の知的好奇心を刺激する」目的による情報発信活動を継続しています。
↓↓↓よろしくご愛読ください!↓↓↓

新宿会計士の政治経済評論

バックナンバー

2024/06
2024/05
2024/04
2024/03
2024/02
2024/01
2023/12
2023/11
2023/10
2023/09
2011/09/06
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類

最近、こちらのブログに、監査業界のことを書くことが多かったが、本来こちらは「出張所」であり、「本体」のネタをこちらに記載しすぎるのもどうかと思っている。そうした中、社会人としての行き方を巡り、身につまされるネタが急に沢山降って沸いてきた。これから数日の間は、当職としての社会人論や、当職なりの人生観について、少々お付き合いを頂きたい。なお、会計監査の動向については、今週末、本体のブログのシリーズ「専門知識の基礎」の中で深く突っ込んだ議論をする予定だ。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

さて、先日、会社での働き方に関して、「疑問の多い、「会社に人生を預けるな」という考え方~日々雑感 2011/09/01()号~」「若い人に転職を勧めるとしたら…?~日々雑感 2011/09/03()号~」というエントリーを記載したが、これを読んだ複数の若い知り合いから、「僕も(私も)勝間さんの本に感化されたことがある」と言われた。曰く、「会社に人生を預けないことが重要だと思っていたけど、新宿会計士さんの言うとおり、まずは今の会社で認められることが重要だと気付いた」「将来何がやりたいかをきちんとビジョンとして持っておくことが重要だと気付いた」等々。ただ、勘違いしないで頂きたいのだが、当職は別に勝間さんの本を読んだ訳でもないし、これに批判を加えている訳でもない、という点だ。単に、その手の本を読んで、当職に安易な転職相談を持ちかけてくる人を諌めようとしているだけだ。

当職が考える、若い人の代表的な不満をもう一度記載すると、

1)仕事内容…「今の仕事は自分のやりたい仕事ではない」

2)人間関係…「尊敬できる先輩がいない」

3)待遇…「給料が安い(又は昇進できない)」

といった点に集約される。勿論、少子高齢化が進む中で、会社組織もきれいな年齢構成のピラミッド型とならないケースが増えてきており、マネージャーばかりが沢山いて、実際に手を動かすスタッフレベルが不足している会社も多いようだ。当然、不本意な仕事をやらされるケースもあるし、給料や会社内の地位が上がらないケースも増えてきている。

しかし、これはあくまでも日本経済全体の問題であり、個別の企業としてみてみると、個人の創意工夫で何とかなるケースもあるのだと思う。ただ、どうしても進退窮まって転職を決意する場合には、次の法則を覚えておくと良いかもしれない。

「転職者に求められる技能=新卒者に求められる技能×1.5倍」

つまり、A君・B君という、同じような年齢・同じような学歴の人が二人いたときに、A君がその会社に新卒段階で入社しており、B君がその会社に中途採用で入社しているようなケースのとき、それだけでB君はA君に対してハンデが付いてしまっているのだ。中には転職者の方が有利な待遇を受ける国もあるようだが(例:米国)、一般的には自社で採用して自社で育てている人材の方が、外から来た人間よりも高く評価されがちだ。

従って、転職を志す場合には、最初から自分には大きなハンデが付いているという前提で考えておいた方が良いだろう。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011/09/07 03:20:58 AM
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.