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唐突だが、先日、某セミナーに参加するために、汐留にある某インテリジェンスビルを訪問した。汐留といえば、JR新橋駅からそれほど遠くなく、距離的には徒歩でも十分到着できるはずだが、しかし、会場となる建物は見えているのに、中々そこにたどり着くことが出来ない。街全体のデザインが、近未来性を重視しているのだろうか?歩く人にとっては非常にアン・フレンドリーな街だと思ってしまった(汐留で働いている皆さん、汐留が好きな皆さん、ごめんなさい)。 考えてみると、大手町や丸の内といった、明治時代から少しずつ形成されていったような街は、街路も歩きやすいし、ランドマーク(歩くときの目印)も沢山あるので、顧客訪問の時には困らないし、何より歩いていて楽しい気がする。しかし、外資系金融機関なども入居しているという六本木ヒルズを訪問したときは、まずどこが入り口かわからず、戸惑った記憶がある。汐留やお台場、赤坂なども、テレビでよく取り上げられるために若者に人気があるスポットだと聞くことがある(本当かどうか知らないが)。 …おや?よく考えてみると、当職が好きな街、嫌いな街には共通点があるようだぞ…!? ・好きな街…大手町、丸の内、銀座、新宿 ・嫌いな街…お台場、汐留、六本木、赤坂 … …… ……… まさか、とは思うが、たまたま当職の嫌いな街には、当職の嫌いな施設があるのだ!! ・嫌いな街…お台場(フジテレビ)、汐留(日テレ)、六本木(テレ朝)、赤坂(TBS) ハイ。もうお分かりですね。 当職の嫌いな街には、テレビ局があるのだ。 もともと、これらの街はいずれも交通の便が悪く、繁華街には不向きな地区であったり、埋立地であったりする。本来であれば、誰も見向きをしたくないような街を無理やり「おしゃれスポット(又はパワー・スポット)」として演出し、そこに人を集めようとする。そんな浅はかな意図が透けて見えるのだ。これらの街には外資系企業が集まっているという共通点もある。不思議だ。 ちなみに、汐留は距離的には築地や新橋、銀座にも近いが、交通は非常に不便だ。地下道も不自然な場所で途切れており、この地域だけ周りから浮いている。その汐留から、新交通と呼ばれる交通機関に乗ることでたどり着くお台場という地域も、非常に人工的でうそ臭い街だ。特定の地下鉄でしかアクセスできない六本木や赤坂もそうかもしれない。 一方、当職の好きな大手町や丸の内、銀座や新宿は、街路が整然としており、山手線又は地下鉄の駅からも近く、交通の便が良い。自然発生的なビジネス街、ないしは繁華街なのだ。 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 別に当職は、お台場と汐留と六本木と赤坂に恨みを持っている訳ではないが、いかにも人工的に開発したかの感がある街に、胡散臭さと落ち着きのなさを感じるのである。本日のネタは、東京の土地勘に詳しい方でなければ理解できないかもしれないが、逆に当職にご共感いただける東京人も多いのかもしれない。エントリーの最後にヒトコトお詫びをしておく。 「お台場が好きな皆さん、汐留が好きな皆さん、六本木が好きな皆さん、赤坂が好きな皆さん、ごめんなさい。」お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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