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第二次安倍晋三政権に対する支持率調査が堅調だ。 ―――2013/2/11 13:00付 J-CASTニュースより 読売新聞の世論調査によると、安倍内閣に対する支持率は71%で、「内閣発足から2回連続の上昇」なのだそうだ。また、JNNが行った世論調査でも76.1%と、「1月の前回調査より9.2ポイント上昇」したとしている。 ▼麻生暴言事件はどうなったのか? ところで、当ブログでも触れたが(メディア監視の進展:「麻生暴言」をメディアはどう報じたか?~緊急速報 2013/01/23(水)号~)、麻生太郎副総理が「失言」をしている。 ■麻生氏「さっさと死ねるように」 終末医療で発言、その後撤回 ―――2013/01/21 16:52付 47NEWSより この共同通信報道は、下のBloomberg報道でもわかるとおり、相当悪意のある誤報だ。 ■麻生財務相:社会保障会議での発言を撤回、「適当でない面もあった」 ―――2013/01/21 17:28 JST付 Bloombergより ただ、当職の1月23日付けのエントリーでも指摘したとおり、マス・メディア側は、いずれも麻生副総理の「暴言」を、極めて小さく取り上げたに過ぎない。実際、その後もメディア側の政権への擦り寄りが不気味だと申し上げている(安倍政権に擦り寄るマス・メディアの姿勢が不気味~日々雑感 2013/02/01(金)号~)。 つまり、共同通信等による「麻生暴言事件」は、隙あれば政権を攻撃し、破壊しようとするマスゴミの政権工作の一環であるものの、国民側の麻生暴言に対する無関心(というよりも、捏造報道に対する怒り)が強く、今のところ功を奏していないというのが実情なのだろう。 ▼それでも上昇する支持率 そして、冒頭に紹介したとおり、安倍政権に対する支持率は各メディアの調査で「70%を超えた」。確か、発足したばかりの鳩山政権に対する支持率が70%を超えていたが、Wikipediaの記載によると、「鳩山自身や小沢一郎の金銭問題」「普天間基地移設を巡る混乱」を契機に支持率が急落した経緯がある。鳩山内閣、安倍内閣の支持率推移を見比べてみよう(左は鳩山由紀夫内閣、右は第二次安倍内閣)。 ・第1回…71.1%/65% ・第2回…72.0%/68% ・第3回…61.8%/71% なお、鳩山内閣の支持率はWikipediaが引用する共同通信のもの、安倍内閣の支持率は読売新聞によるものであり、比較の土台が違う点にはご留意いただきたい。ただ、明確な傾向は言える。それは、発足時調査と比べ、同一メディアが調査した結果、支持率が発足時よりも上昇している、ということだ。 鳩山政権は、マスゴミ自身が強烈に政権交代を煽った結果成立した政権であり、言って見れば「マスゴミによる下駄」を履かされた状態でスタートしたのだが、Wikipediaデータによると、最後は2010年5月30日に支持率19.1%という素晴らしい水準を更新している。しかし、安倍政権はマスゴミによる強烈な逆風の中を復活してきた政権だ。金融緩和、財政出動、あるいは対中外交など、安倍政権は、政権発足時から目に見える実績をいくつも積み上げてきている。 ▼報道されない真実とは? ここから先は当職の単なる推測だが、恐らく、新聞社やテレビ局に対しては、相当数の抗議、ないしは苦情が寄せられているのではないか?2009年まで、マスゴミは麻生総理が「漢字が読めない、ホッケを煮付けにして食う」などと攻撃を加えてきた。そして、国民(の一部)はまんまとこれに騙され、1000万人の浮動票が民主党に流れた。それが前回の政権交代の正体だった。しかし、同じ手法で今回も政権攻撃をしようとしたところ、有権者の怒りがマスゴミ自身に向いているというのが実情なのかもしれない。すなわち、これまでのような下手な政権攻撃をすると、もはやマスゴミ自身が国民からの怒りを食らう、という構造だ。メディアが不気味なほど政権に擦り寄っている背景には、実は、こういう事情もあるのかもしれない、と、最近は考えるようになっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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