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最近、このブログ、及び本体ブログの休刊が相次いでいる。こんなブログでも楽しみにしていただいている方には申し訳ない次第だが、3月初旬にも数日に渡ってブログ更新を休刊させていただく予定であるため、予め、お詫び申し上げる次第だ。ところで、折角だから来週の長期休暇を前に、現時点での当職の考え方を幾つか羅列しておきたい。 ▼ブロガーと新聞記者の違い ところで、ブログの更新を初めてから気付いた事だが、毎日一定量の文章を書くことは、それだけで頭脳の活性化に繋がるというメリットがある。そして、インターネットが登場する前だったら、毎日のように文章を書いて他人に見せることができる立場にある人など、新聞記者くらいしかなかった。 ちなみに、若い頃の当職は、新聞記者など特別な存在で、よっぽど頭が良くなければ新聞社に就職など出来ないと思っていた。しかし、自分自身が他人様に読んでいただく目的で毎日、一定量の文章を書くことようになったことで、新聞記者の気持ちが少し判った気がする。新聞記者は、自分が知識を有していない分野の記事を書くことを余儀なくされるため、判ったような判らないようなことを書いて、強引に文章を纏めなければならないことがある、ということだ。 実は、当職自身も、自分自身が深く知識を持っている分野のエントリーと、そうでない場合の単なる雑感を記すときでは、事前の準備が全く異なる。そして、ブログは仕事ではなく趣味だから、自分が良くわからない分野のこと(例:音楽とか文芸とか)を深く突っ込んで書く必要などない。しかし、新聞記者は数年に一度の人事異動で、社会部に行ったり、政治部に行ったり、経済部に行ったり、あるいは地方に行ったりすることもあるようだ。自分の専門分野を磨く事ができる幸運に恵まれる場合と、そうでない場合が混在するのだろう。そして、自分の専門分野を持つことが出来ない新聞記者ほど、それなりに判った様な記事を書くことに長けているのかもしれない。 新聞記者のキャリアについては、下記サイトに詳しい。 ―――キャリア・ガーデンより このサイトは、「新聞記者を目指す人のための情報サイト」だそうだ。これから新聞記者になろうという人に対して、新聞記者の暗黒面を見せても仕方がないからだろうか、新聞記者の魅力が満載となっているサイトだ。ただ、良く読むと、 ・インターネットの登場等により今後の展望は明るいとはいえない ・単なるニュースの報道はテレビやインターネットにまかせ、新聞はより詳細な解説、分析、調査などの方向へ特化して行かざるを得ない ・新聞記者を目指そうという若い人たちは、基礎的な知識に加えて、自分の得意分野、専門分野を持ち、それに磨きをかけることが必要 などと記載されているが、新宿会計士には、新聞記者が魅力的な仕事であるとは到底、思えないのだ。仮に、現時点で新聞記者を目指しているという若者がいたら、新聞記者になる前に自分自身でブログを書いてみることをおススメしたい。案外、自分の専門分野を持った上で社会人ブロガーになる方が、自分の思いを確実に世の中に伝える事ができるかもしれないからだ。 ▼日本の新聞は生き残れるのか? さて、新宿会計士はこれまでのエントリーでしばしば繰り返している通り、新聞を購読していない。当職が唯一、新聞を購入するとしたら、他ブロガーの方の真似をして、新春の社説を読むためだけに、毎年1月1日に6つの新聞を購入するくらいだ。ただ、当職は新聞を取らなくなってからというもの、却って大量の活字を読むようになった。 本体ブログを閲覧頂いている方はご承知の通り、当職はFTオンラインとWSJオンラインを正規会員として購読。金融庁や日銀、バーゼル銀行監督委員会などの金融規制当局から配信される無料のニューズレターにも登録しているし、紙ベースでは週刊ダイヤモンドや週刊東洋経済、週刊金融財政事情、週刊経営財務といった各種専門誌を定期購読している。薄々気付いている方もいらっしゃるかもしれないが、「モノ書きの専門家」であるはずの新聞記者が書く文章よりも、最近では世の中のブロガーが書く文章の方が、遥かに論理的だ。逆に、新聞記事はどこか客観性を欠いており、情緒的だと思う方も多いだろう。 上記キャリアサイトを閲覧していると、新聞記者の仕事は「感動」が必要なのだと記載されている。 ■新聞記者の仕事 先輩による作文指導で心に残っているのは「感動がなければ文章は書けない」という指摘です。しかし、新聞記事の場合は、多くの読者に読んでもらえなければ意味がありません。読んでもらうためには、記事の中に何らかの感動がなければなりません。 ―――「新聞記者になったきっかけ(体験談)」より あ、そうか、だから新聞記事って、あんなに情緒的なのか(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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