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新宿会計士の政治経済評論 -> https://shinjukuacc.com

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新宿会計士の出張所は、マスゴミ・バスター(自称)である新宿会計士なりのマス「ゴミ」論を時々展開している。当職がしばしばマス・メディアのことを「マスゴミ」と呼んで揶揄する最大の理由は、2009年の衆議院議員総選挙で、時の麻生太郎政権をメディア(主に新聞テレビ、それから一部週刊誌)がいっせいに攻撃し、最終的には政権交代を実現してしまったからだ。2009年の総選挙からの3年余り、日本の経済は停滞し、政治的には相当国益が損なわれたのだ。一日本国民として、「マスゴミ」ことマス・メディアには、然るべき社会的制裁を受けて欲しいと切実に願っているのである。

ただ、その一方で、感情的にマス・メディアの悪行を責め立てるだけでは芸がないのも事実だ。本日は、やや日本のマス・メディアという特殊要因から抜け出して、主にテレビ・新聞・週刊誌という三つのメディアに絞って、ネットの台頭という現代社会における立ち居地を探ってみたい。

▼ネット時代に優位性を失うのは新聞である▼

さて、結論から申し上げておこう。インターネットが発達し、スマートフォンを使えばいつでもどこでも情報が手に入る時代が到来しつつある。こうした中で、テレビ・新聞・週刊誌の三者の中で、ネットにより著しく情報の優位性を損なうのは、何と言っても新聞だ。

新聞の特徴(長所と短所)を思いつくままに羅列すると、次の通りだろう。

【長所】紙だから折り曲げられるし、切り抜きも容易だし、何より持ち運びし易いし、何より電源が不要である点

【短所】印刷してしまったら情報の書換ができないし、印刷してから配達するまでタイムラグがあるし、大量の紙に大量の情報を印刷して二酸化炭素を撒き散らしながら配達するのは時代にそぐわない点

もちろん、紙媒体の良さというものはある。人間、長年の習慣で、朝新聞がなければ不安になるという方も多いのではないだろうか?しかし、新聞で手に入る情報は、既にスマホやタブレットPC等で大部分が代替できる時代になってきているのだ。スマホやタブレットPC等は軽いし、ネットが繋がる環境であれば最新の情報が幾らでも落ちてくる。朝の通勤電車で、数時間前に新聞の印刷工場で印刷された内容を読む人と、今この瞬間更新されつつある情報を読む人を比べたら、情報武装の度合いは全く異なる。

▼それではテレビや週刊誌の長短は?▼

情報の鮮度、という観点からは、テレビに勝るものはないだろう。ネットも情報の更新は早いが、それでもテレビの方が一日の長がある。何より、テレビは電波塔から一定周波数の電波を流すだけで良いため、ネットと比べて、情報伝達に係る社会的インフラの整備コストが桁違いに安い。スポーツ中継が見たければ、確かに携帯のワンセグで見る方法もあるものの、やはりネットよりもテレビの方が良いだろう。もちろん、テレビは情報の伝達量が限られているし、通信の双方向性という観点からはネットの方が優れているから、ネットとテレビの両者は一長一短だ。最近では、ネットでテレビを「実況」するサイトもある。双方向性に欠けるテレビの欠点を、ネットが補っているのだ。日本のテレビ局のレベルが異常に低い(特に政治番組)という点はさておき、ネットとテレビの新しい関係が出来上がりつつあるのかもしれない。

そして、週刊誌の場合は、もともとネットが登場する前から、情報の新鮮さでは新聞に敵わないという特徴があった。そして、その特徴はネットが登場しても全く同じである。つまり、週刊誌は、最初から情報の新鮮さをウリにしていないのである。週刊誌の競争力の根源は、一週間の記事を掘り下げた深い解説にある。そして、週刊誌で興味を持ってもらった内容をネットで掘り下げるとか、そういった連動企画などが増えてきている。つまり、週刊誌の編集部は、実にネットとの相性が良いのだ。

▼新聞の生き残る道、そしてネットと融合できない新聞の末路▼

実は、既に「媒体としての新聞」はネットとの競争に敗れつつある。そして、それは我が国だけでなく世界的な傾向なのだ。それでは、新聞社が生き残る道とは何か?それは、ネットとの融合しかない。

当職が本体ブログで紹介しているFTとかWSJとかは、ネットの有料コンテンツを売ることでビジネスモデルとして成功している。何より、紙媒体に情報を掲載していたときと比べると、ネットの方がむしろ世界中に情報を売ることができるのだ。早い時期からネット戦略に取り組んできたFTやWSJは、この世界で成功を収めつつある。我が国で日本経済新聞が電子版の有料会員数を着実に増やしているのも参考になろう。

そして、新聞社がネットを取り込むことで、編集委員がネット動画を配信したり、記者がブログを配信したり、ポッドキャスト(ラジオのようなもの)を配信したり、と、紙媒体だけだったときと比べると、媒体としての可能性が大きく広がるのだ。これを有効活用しないわけには行かないだろう。

ただ、新聞社の中には、未だにネットを敵視している方々もいらっしゃるようだ。また、捏造報道によりネットから敵視されている朝日新聞社のような新聞社も存在する。これらの新聞社の末路は…。言うまでもないだろう(笑)






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最終更新日  2013/04/17 03:03:57 AM
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