ベンチャー出版社の社長ブログ

江戸時代にはマグロなんて人気がなったのさ。だいたい年がら年中マグロ、マグロっていうのがおかしいよ。魚はその旬の時期に食べるのが一番いいいの！
　江戸っ子と言うわけではないが、寿司チェーンを展開する末広さんはずいぶんご立腹。確かにいつの頃からか知らないが、我々のマグロ志向は度を越しているかもしれない。
　その寿司屋さんにマグロがあるかどうか？　それ以外に関心がない人が多いのも、寿司屋さんからしてみれば実感だろう。
　世界的な日本食ブームで寿司が全世界的に広がっていくので、当然、マグロを獲る国も増える。今まではマグロを食べる方が少数派だったのに・・・・
　結果、乱獲問題が生じる。当たり前のようにマグロの値段は上がる。客は不満なわけ。末広さんはそんな現状がたまらない。マグロ以外にも安くておいしいネタをたくさん用意しているのだからぜひとも味わってほしいということのようだ。
　それにしても、捕鯨反対は命がけでやってもマグロ漁反対は唱えない一部の欧米人には末広さんもあきれ顔だったが、マグロはクジラより深刻な減少傾向にあるという。
　それだけに、長くマグロを食べ続けるためにも、近海ものの魚の良さ。鯛や平目などの白身魚の美味しさも忘れないようにしたいものだ。