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山口県の萩は城下町の風情が今も残り、歩いているだけで江戸時代に戻ったかのような気持ちになる町。
日本の住宅建築もよくも変ったものだ。白い壁に黒い屋根瓦。この萩では独特の赤茶色の瓦。かつては建築物に限らず、色を使うというのは難しかった。写真だってテレビだって色はなかった。ましてや100年以上前は着物にも色を使うなんて、そうとうな高価なものになってしまっていた。 それが今や気楽に色を使える時代。パソコンを使えば普通の家庭でもカラフルな写真が印刷できる。 そのことが逆に日本の街から統一美を失ってしまう結果になっているのではないだろうか?各自が自分の好みに応じて好きな色の家を建てる。その家だけを見ればプロバンス風でもイングランド風でも、非常にかっこいい。 でも全体としては調和などは皆無だ。バルセロナ調の家の隣に純和風。その前にはアーリーアメリカン。これでは美しい街にはならない。 どうにかならないのか? 萩の美しい街並みを見ながらわが街を思いだす。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.07.21 12:20:15
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