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2019.01.30
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最近、「当たり」の本に会えていて
読書が楽しくなっています

以前は、読み始めた本は、絶対最後まで読んでいましたが、
子どもが生まれてからは
「イマイチ?」と思うと
さくっとやめてしまうようになりました

別の本を読んだり
他のことをしたりする方がいいと思うようになったからです

でも最近は、最後まで読みたい本に当たっているので
とてもラッキーダブルハート

今回は、東野圭吾さんの「人魚の眠る家」


言わずと知れた有名な方ですし
私も結構いろいろ読ませてもらってきました

この作品は映画にもなっていますよね

ストーリー展開のハラハラ感や奇抜さで勝る作品は
東野さんの中でも
他にいっぱいあると思います

そちらの方が断然好みな方の方が、むしろ多いような気もします
私の夫は、この作品は、好みではなかったらしいし

でも、この作品、
ストーリー展開よりも、感情をメインに書かれていて、
私は東野さんの作品の中で、一番よかったと思っています

不幸な出来事にあった子供を持つ母親の気持ちが、
突き詰めていって
周りから見ると異質、異常、狂気でさえあるのですが
本人は気づいていない

でも、自分がもし彼女の立場なら、
同じように周りが見えなくなってしまうかもしれません
多分、母親というものは子供を見捨てられない
というか、諦めきれない

母親を取り巻く周りの人たちの感情も
至極自然に書かれています

特に、離婚することになっていた父親の対応も
愛と責任を感じるもので、納得です

ラストが
暗くならず、一歩進める内容であったこともすばらしい
私は、どんな話でも、闇雲に暗いまま終わらせる作品が嫌いなので、
特にそこはよかったです

映画では、
技師を坂口健太郎さんがやっているようですが、すごいぴったり!
また、母親役は篠原涼子さんのようです
篠原さんって
ほんとにきれいですよねえ

まずは、本の一読おすすめしますウィンク


人魚の眠る家 (幻冬舎文庫) [ 東野圭吾 ]



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Last updated  2019.01.30 07:26:11
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