Single Income Three Kids

2015/04/06(月)18:47

しつこい自己演習がポイントだったかも

小鬼の学習記録(356)

小鬼の志望大学は数IIIが二次の科目に入っているが、先生情報では微積しか出ないらしい。それ以外ってどんな単元があったかも思いたせないんだけど、とにかく、微積をやっときゃいいんだな、うん。 目標が絞り込まれたうえに、春休みの補講で微積の単元を徹底的にやりこんでるらしく、小鬼もずーーーーっと微積をやっている。だいぶ数式の操作にも慣れてきたようだけど、三角関数が終わったら次は指数関数の微積。式の変形もしなくてはならないから、「なんでだ。答えが合わない」と騒ぐことも多くなった。 教えてあげたいけど、すみません、数学科ですが指数関数の微積はキレイさっぱり忘れました。 ……とも言ってられない事態になった。 「かーちゃん、答えが合わない」 呼ばれて覗くと、マイナスの乗数つき指数の微分で、乗数はかっこの外側にかかってて、つまり関数が入れ子になってるやつ。うろ覚えだけど計算してみよう。 答えで合わない部分を抽出すべく、正解を変形してみたら、だいたい見当がついた。 やはりうろ覚えのまま、こういう場合って、こういう式じゃなかったっけ? と書き出してみる。 「そうだったと、思うけど……」 小鬼が納得しきれない様子でもごもご返事をしてくる。たぶん、式がちょっと複雑なので、どこを操作したかわからないのだ。 似た問題で、もっと易しい例題を考えてみる。 小鬼に尋ねられた問題は、指数関数が難易度を上げてる。普通の4次式くらいにしとこう。 計算してみせた。 さらにマイナスの乗数をプラスにした例題。 さらにさらに、かっこ内のxの次数をもっと下げて。 「ごめん、しつこいけどもう一問やるよ」 もう、かっこはついてるけど「展開して解いたほうが早いんじゃないの?」ってレベルの問題を。 全部で5問、どんどん易しくしてった例題の最後のほうでは、さすがに小鬼も納得顔をしていた。 急に思い出したことがある。高校くらいまでの算数/数学の問題では、こうやって自分で「設問を、うんと易しくした例題」を考えて解いて、納得してたんだ。 このしつこさが、納得と習得のポイントだったかもしれない。 まあ、納得できるまで先に進めないという弱点はあるし、そのあとのトレーニングはキライだったから正答率が上がるまで時間がかかるという難点はありましたけどな。 そしてそれも高校までの話で、大学になると「どう理解していいものやら」になってしまい、お手上げだったんですが。 さて、小鬼はうまいこと理解できそうかな。まずは一学期の中間テスト目指して、週明けから最終学年のスタートだ。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る