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カテゴリ:木曜…みやじまこ(終了)
第5回「色は匂えど… ~萌えとひらがなの甘い関係~」
唐突ですが、ひらがなっていいよね! 元来女文字であったためか、萌えとの相性は抜群。ひらがながなかったら、そもそも萌えは発生しなかったんじゃないでしょうか。っていうかもう逆に、萌えっていうのはひらがなの本質なんじゃないの? 我々は、例えばでじこに萌える。しかし実際に萌えている対象はでじこそのものではなく「でじこ」という「ひらがな」なのではないか。我々は勿論名前が漢字のキャラ、例えば大豪印円(『アスおと』)にも萌えるが、それは実は「だいごういんまどか」と脳内変換した、ひらがなに萌えているのではないだろうか! 「色は匂へど散りぬるを、我が世誰そ常ならむ、有為の奥山今日越えて、浅き夢見じ酔ひもせず」。この「いろは歌」だって、諸行無常の現実から逃避して妄想の世界へ旅立ちたいと願う言葉ではないか!! ……とまあそんな与太話はおいといて、僕たちの好きな作品の作品タイトルには『ひらがな』が多いです。『あいこら』『いぬかみっ!』『かしまし』……もう、これ以上タイトルを挙げつらうまでもないですよね。そのうち『せいしょ』『こうじえん』『ろっぽうぜんしょ』なんてのも出そうな勢い。出たら買っちゃうかもめ。そんな中で、これまでのひらがな作品にない「あたらしさ」を発揮しているのが、
大高忍『すもももももも』 です。ヒロインのピンク髪格闘っ娘・九頭竜もも子ちゃんがとてもかわいいんですが、そんなことより、「も」が、多いよ!! どういうことですか、おそ松イズムですか!? 【結果】 【結果】 【結果】 試しに「も」11個のまま「すももももももももももものうち」と書いてみて検索すると結果は4件のみでしたが、もう一つ増やして「も」12個の「すもももももももももももものうち」とすると、結果はなんと37件に膨れあがります。多ければよいと言うわけでもないようです。 ただ僕から言わせてもらえば、すももなんかももでもなんでもないけどね!! * お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.04.21 00:29:27
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