札幌の賃貸【逍遙館】の軌跡

お世話になった五嶋旅館を後にして、かつて父が子供時代を過ごした家のあった場所に向かいました。
商店街を抜けてお城のすぐ下にその場所はあります。




すでに他の家が建ってかなりの月日がたっているようです。
里帰りの度に父は何度もこの路地を行ったり来たりしたのでしょう。
わたしたちに、どんな家が建っていたのか説明してくれました。


次に向かった先は臼杵城址です。



今週末から始まる桜祭りの準備が行われていました。
二年前の同じ日すでに桜は満開でしたが、今年は少し遅いみたいで
城址公園の桜は二分咲きから三部咲きといったところでしょうか。


うっそうと草が生えるお堀の跡へ野球のボールが飛び込むたびに
友人たちと城壁をつたって下りて行き、みんなで玉拾いをしたそうです。
草の茂みはなくなったとはいえ、この景色は70年が経ったというのに何ら変わらないといいます。




父の見る先には、母校である臼杵高校がありました。


こちらの方向には、友人と二人ちいさな船を漕いで渡った島が見えます。


どちらを見ても父にとって懐かしい故郷の風景が広がっています。
この美しい故郷の風景が、ほとんど変わることなく存在していることは
とても貴重で掛け替えの無いことだと思います。

そして出来ることなら、また連れて来てあげたいと思いましたが
さて、父は頑張って「今」を維持してくれるでしょうか？


【追記】

5月4日　花と未来のアンティーク・ジェントルツリーが移転オープンいたしました。


3日は一日がかりで庭造りのお手伝いをして来ました。








どうです！「ジェントルツリー」の世界が出来上がりましたよ！！



｜逍遙館俱楽部代表｜



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