札幌の賃貸【逍遙館】の軌跡

北海道胆振東部地震により被災されたすべての方にお見舞い申し上げます。

9月6日の午前3時8分、激しい突き上げで目が覚めたあと感じた恐怖は、かつて映像で見た地震の被害が、これから自分の身に降りかかるという想像によって大きく膨らみ、その動揺を自分だけの力で納めることがなかなかできませんでした。

おかげさまで逍遙館には被害はありませんでした。
逍遙館の住人の方々も全員無事です。
ご心配してくださったみなさま、ありがとうございます。

ようやく電力も99％回復したようです。
ただまだ自家発電など地道な積み重ねでの回復なので、電気の無駄遣いにはくれぐれも気を付けましょうね。

きっと「札幌には大きな地震が来ない」と思い込んでいた人が多いですよね。
わたしもそのひとりでした。
この地震を体験して、数日の間においても学んだことがたくさんあったのではないかと思います。



地震の後は、幸い水道は止まることなく、カセットコンロや予備のガスもあったので、とりあえずの食材を確保のために早朝に近所のセブンイレブンとまいばすけっとに行きました。
すでにおにぎりや菓子パンと水はなく、もともと在庫が少ない単1、単2、単3の乾電池も消えていました。

こんな時でもセブンイレブンはレジ機能が生きていて、カード決済が出来たのには驚きました。
まいばすけっとの方は、生活雑貨は200円、食品は100円にしてわかりやすい精算にしての対応でした。



どちらのお店でも行列になっていましたが、列に横入りする人もなく、途中商品を取りに列を離れても、その順番を飛ばすこともなく、若い人もお年寄りもみんな思いやりのある態度で買い物を続ける光景に、日本人っていいなと改めて思いました。

お店側では、アルバイトさんからの電話に「大丈夫だよ、なんとかやってる。来てくれるの？大丈夫、すぐ来れそう？ほんと、ありがとう、助かるよ！」と答える店長の笑顔。
すぐにお店の心配をしてくれて駆けつけてくれるアルバイトさんがいて良かったですね。

そして、買い物のあとすぐに会社に駆けつけるわたしなのでした・・・。



ドンキホーテもすご～い行列

この後ひとりで連絡網を回し、飲食部門の食材の被害を最小限にするためのあの手この手、いやはや頑張りましたよ～
わりと都会に住んでいると、こんな時に活躍する機会に恵まれます！
（都会というと、会社に向かうときには、逍遙館の通りから石山通りに出たら、この1丁だけ信号が点いていたんですから！！多分中央消防署があるからだとは思いますけど・・・＾＾）

｜逍遙館俱楽部代表｜

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