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カテゴリ:旅逍遙
札幌に暮らすわたしたち夫婦にとっての富良野・美瑛は、思ったより遠いところという印象があり、前回出かけた記憶をたどると何と5年も経っておりました。
5年前は16歳9か月になった先代犬ヤムヤムさんと一緒の旅でした。 今年は3歳になったばかりのまりもさんを連れた1泊2日の車中泊となります。 その日は札幌を朝6時半に出て、旭川に9時到着。 元気盛りのまりもは早く車を降りたくて仕方がありません。 まずは、忠和公園で機嫌を回復させ、 本日一番の目的の地に向かいます。 花輪食品店レトロ自販機コーナー 懐かしいこの自販機は正式名称を富士電機めん類自販機といい、NHKの「72時間」というドキュメンタリーに登場したのを見て以来、探してでも食べてみたい存在となりました。 子供の頃はボーリング場や温泉の休憩所、ドライブインの外で見かけた記憶がありますが、北海道ではここに1台あるのみとのことです。 この自販機は2017年まで当別のアウル275というベンダーショップ(自販機だけ設置された店舗)にあったもので、廃業後にいまの店主さんが譲ってもらい、クラウドファンディングで設置場所の増築工事費を賄い、この地で復活となりました! 多くの人の想いがあって、レトロ自販機と対面する夢が叶ったというわけです。 先に買った主人が「あれ、天ぷらがのってない💦」と焦った声をあげました。 「ちゃんと天ぷらが温まるようにどんぶりの底に入れてあるんだよ」と薀蓄るわたし。 「アハハ、そうだった」 お箸でどんぶりの底からくるりと麺を回すと天ぷらが顔を出します。 ちょっとぬるめのおつゆでしたが、そんなことは気にしないで美味しくいただきました。 家で作った方が美味しいのかも知れませんが、いまではなかなかお目に掛かれないレトロ自販機の蕎麦をわざわざ食べに来たことがわたしたちの旅をより楽しいものにしてくれました。 次は旭川の隠れた名物「ジュンドック」の発祥の店「洋食とcafeじゅんぺい」にB級グルメ繋がりで向かいましたが、連休ということもあって肝心のジュンドックの販売はお休みという案内をされました。 ジュンドックと同じエビかつをどんぶりにしたものでしたら店内でお召し上がりになれますと言われましたが、ジュンドックじゃないならとお店をあとにしました。 多くの観光客も同じようにお断りしているようでした。 残念・・・。 国内外を問わず多くの観光客がこぞって美しい景色を見に訪れる美瑛・富良野で、B級グルメを追いかけているようにもみえますが、もちろん景色も見に行きましたよ! クリスマスの木 深山峠展望台 深山峠の観覧車 そして大好きな歴史的建造物との出会いもありました。 上富良野町開拓宅記念館は、大正15年当時の村長吉田氏住宅を解体復元したもので、十勝岳噴火の泥流被害を受けながらも残存した建築物。 「北の国から」の五郎一家かかりつけの病院として使われた医院で、何と現役!! 壁の色といい窓枠といい大変わたし好みな建物でした。 さてジュンドックには振られましたが、次のB級グルメを追いかけます。 なんだかんだ言って結局B級グルメを追いかけている(^^♪ 富良野甘太郎菓子舗 富良野のソウルフード?らしいハムとマヨネーズが入った「ハムたい」を買います! ほんのり甘いたい焼きの生地と黄金の組み合わせハムとマヨネーズ。 おやつとして人気なのがわかります。 つまみ食いしてお腹は満ちているはずなのに、車中泊のお供として「歩人(ホビット)」でお買い物。 ハム・ソーセージ・ベーコン等の食肉加工品を製造しているお店です。 観光地の食肉加工品は高いイメージですが、ここは思いのほか良心的な価格。 嬉しくなってお土産用にも買ってしまいました。 そして、今夜利用させていただく道の駅・白金ビルケに到着です。 ここはドッグランもあり、まりもも楽しめる場所でした。 そして今夜の車中飯は地元の多田精肉店の豚サガリの焼肉! 小さな車の中で美味しいお肉を食べながら二人で今日あったことをつまみにおしゃべりする時間。 車中泊の楽しい時間。 食べ終わって外に出たら、辺りはもう暗くなっています。 標高が少し高いせいか空気もひんやりと澄んでいてとても気持ちの良い夜です。 星空を見ながらまりもとお散歩して美瑛の夜を楽しみました。 明日は本格的に美瑛と富良野の景色を訪ねます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年10月09日 22時11分51秒
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