２月はパソコンと簿記の試験シーズンなのですが、
その前哨戦の札幌商工会議所の簿記３級検定が終わりました。

ケアレスミスさえなければ、多分大丈夫だと思います。

本目的の日商の簿記検定に比べ、数段簡単な試験なので、
逆に「間違えるわけには行かない」という感じ。
基礎中の基礎という感じなので。

簿記の問題というのは、上級は知りませんけど、３級では
連鎖問題が多数あって、
１つミスると、ほかも続けてミスるのです。
そうすると、あっという間に合格ラインの７割を切ってしまいます。

前回試験の合格率が４９％だったかな？
とにかく４０％台で「高いほう」だったそうなので、
次は問題が難しくなるからうかうかしてられないと、
ハッパもかけられています。

私は基礎がイマイチ不確定なまま、先へ進んでしまったので、
今回の試験は基礎を取り返すいい機会だと思いました。
基礎しか出ないようなものだったので。

同じすれすれ合格でも、
基礎のできているすれすれと
基礎のできていないすれすれは、
全然違うと思います。

この試験の程度で、キュウキュウになるのはばかげているのです。
頑張りすぎの点もあるのです。

そして、頑張ってると執拗に書いたことも、
わけがあります。

他人様に向けて頑張ってるアピールをしたいわけじゃありませんでした。
後付けの理由ではありますが、
自分に向けてのアピールでした。

じゃないと、「まだ足りない。頑張りが足りない」と
自分を責める方向にスイッチしてしまうからです。

自分で「頑張りが足りない」と思いつめるとどうなるか。
「頑張らなきゃ頑張らなきゃ」という気持ちだけが空回りし、
結局それで疲れて寝てしまう、ということになりかねません。

ところで以前、
頑張ることが怖くてできなかったことがありました。
頑張ることと無理をすることの違いがわからなくなりました。
今回、ちょっと違いが分かったような気がします。
わかったというか、思い出したというか。

頑張りには、「楽しい」がありますが、
無理にはありませんね。

もうひとつ言うと
追い込みをかけながら、基礎を固めていくと
問題がそこそこすんなり解けていくようになるのです。
そういう快感はありました。

勉強というより、パズルを解くような感覚。

そんな部分があるからこそ、
否定もされるのでしょう。

でもね、
実務で使いたいなら、基礎は完璧にしておかないといけないと思うのです。
簿記３級はたった３ヶ月勉強しただけで（人によっては１ヶ月とかで）
取れるような資格ですから。

実務で使うかどうかわからない、ハク付けのための資格だけど。
たいしたハクにもならないけど・・・。


人間、何かひとつでも、他人にも認められる「得意なもの」が
ほしいじゃありませんか。

わからないかなあ、そういうの・・・。