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あの黄金時代は幻と終わった。
高度成長は戦後日本の一時的な徒花だったのか。爾後、日本経済はプラザ合意で首を絞められるように、徐々に奈落へと墜落して行った。 株価はてっぺんから地獄の底へ、不動産バブル破綻は日本の銀行制度は破壊させる寸前まで陥没させ、銀座(大阪のキタも札幌の薄野も博多の中州も)の灯は消えて(名古屋の栄だけは別だった。トヨタは不景気知らずだったから)、ソープランドも廃れて風俗嬢も失業し、いまや就職できない新卒の若者が大量に自殺する。 右肩下がりの時代しか知らない若者は、活気のある中国へ職を求める時代でもある。 著者の西村さんはこう言う。 「ぎらぎら輝く80年代に、じつはポッカリと大きな暗い穴が見えない場所に空いていた。それを見落とした日本人は平成を迎えてから「黄金時代」を一瞬の「幻」にしてしまう。絶頂期の日本の裏側に、現在の日本の危機を読み解く鍵が隠されていた」 なるほど、色々と複雑な思いでが絡んできますね。 西村幸祐『幻の黄金時代』(祥伝社) @@@@@@@@@@@@@@@@ の論評です。 それにしても、かなり現状を説いていると思いますね。 黄金時代が有ったとしたらですが。 確かに栄枯盛衰は世の習いなので 良い時もあれば、悪い時もある。 ですが、さらっとの実感としても 5年前位からですかね。 帰国するたびに うん、どうしちゃっただろうこの国はと思ったのを 覚えています。 何も、だからってこの状態が永遠に続くものではあるまいし 死んで花実が咲くじゃなし 新卒の若者が大量に自殺する。 とは驚くばかりです。 失礼になるかもしれませんが 短絡的な行動と思えて仕方がありません。 それほど人生とか社会とか狭くは無いはずなのに・・・ そういう時代なのかもとも思ったりはしますが。 飽和状態で情報過多で 苦渋を味わったことのない今の時代の 裏返しなのでしょうか? 成るようになるさで 行きませんか?(生きませんか) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.13 14:42:35
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