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2005年04月24日
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カテゴリ:映画&音楽
 夜中の一時過ぎ。
 兵庫リレーカーニバルの取材とか、
 バタバタしてたのは確かですが、この時間
 に日記を書く理由にはならない。

 理由。
 何書いてるのか、自分でも訳が判らなく
 なって来たためで。「めっちゃピンぼけ」の
 宣伝のつもりで立ち上げたけど、?、が
 つく内容になってるし。

 打ち捨てられた日記、というには
 きちんと毎日覗いてくれてる方も
 いるので言いすぎなのですが。

 旅か、映画か、ともかく、今日は
 日常を離れよう、と。

 打ち捨てられた、って表現、どこか好きなのですが、
 映画に限るとビデオやDVDに日本国内ではなって
 なくて、TVでの放映も、いつやるのか、という感じの
 作品で、決して見て無駄にならない映画、
 って感じかな?

 見てないものではフランク・ペリー監督の「去年の夏」
 「リサの瞳の中に」、ラリー・ピアース監督の「ある戦慄」、
 ロバート・オルトマン監督の「BIRD★SHIT」なんかが、
 挙げられるんだろうけど、幸運にも見れたものを今日は。

 やはり、恋愛というか、奇妙な心の結びつき、と言った
 ものを描いたものが好きだったですね、多感な十代の頃は。
 その中で、とっておきの「打ち捨てられた映画」として
 挙げるとすれば、ロバート・エリス・ミラー監督の
 「きんぽうげ」と、エドワード・モリナロ監督の「ひと
 夏の情事」かなあ(他にもいくつか浮かんで来ますが)。
 ともに、当時(1975、6年)実家のあった兵庫県高砂市で、
 深夜にSUNTVの吹き替え映画劇場で見たおぼろげな記憶しか
 ないものですが。
 約30年前の記憶しかないということですね。

 「きんぽうげ」(1970年、英国)は、双子の姉妹から
 生まれた従兄妹と彼らと結びつく若い男女の計4人の青春
 物語、ってことになるんだろうなあ。紹介すれば。でも、
 残酷な映画でしたね。気持ちの奥底で、結びついているの
 が明らかな従兄妹が倫理(微妙に縛られてるように描かれ
 てました)の観念もあって結ばれない。その彼らを愛した
 男と女が幸せになれる訳がなく…。でも4人集まれば、ちゃ
 んと、微妙に調整の取れた輪にもなって(原題の「きんぽう
 げの輪《THE BUTTERCUP CHAIN》はその微妙な4人のバラン
 スを指していたに違いなく)。

 静かで、淡い映像でした。確か。撮影がダグラス・スローカム
 で、「華麗なるギャツビー」「ジュリア」の撮影者と分ると、
 さもありなん、と当時思ったもの。と書いて、これは嘘、と
 分った。「ジュリア」を劇場で見たのは、78年のはずだから
 逆。先に見ていた「きんぽうげ」の撮影者と一緒と分かって
 さもありなん、だったはず。「ギャツビー」はいつ見たのかも、
 覚えてない。「めっちゃピンぼけ」にも使ったのに。
 
 最初から、こいつらは幸せになれっこない、と分からせて
 おいた上で、周りの者を意図せず幸せから遠ざける従兄妹。
 映像が綺麗で、大騒ぎもないだけに、ゆっくりと彼らの痛ましさ
 が染み入るように心に入り込んでくる映画でした。
 深夜に見て、ちょうど今頃の時間(午前2時)、心に沈殿する
 もので重たくなった記憶はまだはっきりとあります。

 ちなみに、きんぽうげは黄色い色鮮やかな花を咲かせますが、
 実は毒草。タイトルも内容にきちんとあった映画でした。

 で、今日はここまで。「ひと夏の情事」はまた、
 別の機会に。映画「きんぽうげ」を思い出して、ちょっと
 しんみりとなってしまった。見てから30年ぐらいに
 なるのに…。

 (下)さすがに、今日は写真で困った。「きんぽうげ」
 のものなんて何にもないからねえ。本棚やビデオラック
 見渡して、辛うじてこれが関連か。
 C・マッカラーズの小説「心は孤独な狩人」(新潮文庫)。
 どこが関連やねん、ってか?
 いや、これが映画化された時の日本題名が「愛すれど心
 さびしく」。「きんぽうげ」のロバート・エリス・ミラー
 監督の最も日本で有名になってる映画です。制作は68年
 かな?C・イーストウッドとの公私にわたる付き合い(
 いい意味でも悪い意味でも)で有名になった女優ソンドラ・
 ロックの、これは絶対といってもいい最高作でした。





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最終更新日  2005年04月25日 02時52分01秒


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