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2005年08月24日
XML
カテゴリ:映画&音楽
 
(ここに書かれていたことは削除)

 今日は珍しく明るい話題。
 23日。休みだったのですが、風邪でちょっと
 体調を崩していたのと、駒大苫小牧高の事件に
 巻き込まれたくないのとで、家でかなりの時間を
 過ごしました。
 時間があったので、久しぶりにDVDで映画を
 見たのですが、これが当たり、だったですね。

 題名は「遠い空の向こうに」(原題OCTOBER SKY)
 (1998年、監督・ジョー・ジョンストン、主演・ジェイク・
 ギレンホール)
 
 泣ける映画やよ、と教えてくれてたのは6年ぐらい前に
 当時、付き合っていた彼女で。でも、僕は信じてなかった
 ですね。大体、泣ける映画、って教えてもらってたものは
 泣けることは泣けるんですが、別の意味が多くて。
 あとで、財布の中身みて《あほんだら》とか叫ぶのが
 オチで。

 で、多分、知ってる人は知ってる映画なんでしょうが、僕に
 とっては監督、主演を含め(大体、「ロケッティア」の監督
 に何を期待しろ、っていうのか、って世界で)全く、カスる
 ところもない映画。なんかの間違いがなければ、単なる通行
 人で終わるところでした。
 でも、間違いってある。
 この映画のDVD。広島で買ったのですが、デオデオ(知る人は
 知る電気屋さん)の地下1階でなんやらセールでDVD十羽一からげ
 フェア、みたいな時に混じって買ってたわけで。いや、買った
 のは覚えていたけど、どうでもいい映画の一本って感じで、
 見ずに埋もれている他の百本は越えるDVDと同じ扱いに
 なってて。
 買ってからでも3年は経ってる気が。

 それぐらい関心にない映画をなぜか、休日の昼間に
 見てしまった。この間まで話題になってたスペースシャトル
 のことも頭にあったし、何より、このブログ。
 もう、気持ちが殺伐としてるのが分かって、自分でも
 読み直すの、気分悪いぐらいだったので。

 ちょっと、空でも見てのんびり、って気になって。
 で、DVDのカバー、ローラ・ダン(ジュラシック・パーク)
 とジェイク・ギレンホールが空を見て微笑んでいる
 色を落とした懐かしい感じの写真が引っかかった訳で。

 映画も、実はそのままです。
 懐かしい感じってやつ。
 OCTOBER SKYって原題の由来である
 1957年10月のソ連の人類初の人工衛星
 スプートニックの打ち上げ成功が起点で、そこから
 おそらく1年ぐらいの間の話。

 「ロケットを飛ばしたい」って夢があり、一部の
 スポーツ特待生以外は炭鉱夫になるしかない、って
 いう町=ウエスト・バージニア州コールウッド=が
 あり、そこで働く一徹な頑固親父がいて、協力し合える
 友人がいる。理解のある女性教師に、権威にしがみつく
 校長がいて、と、何を書いても《さもありなん》の
 ストーリーを、僕が信じて見れた理由は二つ。

 1957年という時代と、これが実話を基にした話
 と知っていた点です。おそらく1957年という今から
 50年近く前は、周り近所みんな一体になって、人工衛星
 がどこを飛んだか見れる空気が田舎にはあったのでは、と。
 たとえ、あの個人主義の国アメリカでも。舞台が日本なら、
 もっと信じたでしょうけど。
 それと、実話に基づく、という点で、手は使えないですからね。
 嘘みたいな話でも、デフォルメはあるにせよ、ほぼ
 事実であるに違いない。

 で、完全に映画の世界に没頭できた訳で。
 面白かった。いや、本当に。
 こんな単純な話にのめりこめる自分が
 信じられないぐらい。

 頑固おやじが、良かったんだよねえ。
 炭鉱夫の親玉みたいな役で、でも中間管理職。
 息子が宇宙を、ロケットを夢見てる時に、
 地下の炭鉱の行く末、昔からの町の行く末を
 案じて何よりも大切なのは自分の住んでいる
 地点と信じて疑わない親父で。

 信念と夢。
 親父と息子。

 当たり前みたいな話なのに、すごくいい気分に
 させられました。ちょうど、あのレッドフォードの
 「ナチュラル」が、荒唐無稽で、でも分かり易すぎる
 ストーリーなのに、いい気分にさせてくれたのと
 同じで。

 10代の者の夢と同じに考えちゃあ、残りの時間を考えたら
 ダメだろうけど、それでも。
 やりたい、と思わないと何もはじまらない。
 と、同時に世代から世代に伝える大切なことと
 しての信念。自分を信じるという心。

 「ナチュラル」のように、キャッチボールで
 象徴出来る映画でない分、「遠い空の向こうに」
 はしっかりドラマで描いてくれていて。

 誰も本気にしてくれんかもしれんが、
 親と子、とか、信念、とか、夢、とか、
 本当は嫌いどころか、僕もきっちり描けたら
 と思っている人なのです。

 それがなかなかうまく出来んから、
 「めっちゃピンぼけ」になるわけですが。

 (下)「遠い空の向こうに」のDVDジャケット。
  シンプルで、時代めいていて、って感じで。日本では
  おそらく、興行的におおコケしたはず。もっと、
  存在を知られてもいい、と思います。力には
  ならんけど、とりあえず、ここで少し宣伝。





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最終更新日  2005年08月24日 16時19分21秒


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