１１日の午前１時半です。
　あした（今日だが）朝が早いので、
　早く書き上げて寝ることにします。

　今日も不肖・宮嶋茂樹報道写真展ＩＮ明石
　に行ってました。もう手伝いをしてるなんて
　書かん。行ってじっとしてるだけやから、
　普通のファンと変わらん。

　今日のメインは、不肖とサマワで苦労を共にした
　佐藤正久陸上自衛隊１等陸佐の来場ということに
　なるのでしょうが、僕的には不肖の報道写真京都展
　の主催者だった畑本さんと、「めっちゃピンぼけ」
　の表紙になった不肖の撮ったピアノの持ち主に、
　僕のブログの存在を伝えてくださった方の入場で。

　あ、もう一つあるけど、これは後で写真で、にしま
　す。

　畑本さんは佐藤さんと一緒に来場されたのですが、
　この人はいろんな意味でユニークな方で。以前、
　アフガ二スタンに現地語の絵本を贈る運動にも参加
　してられるのを、このブログでも書きましたし、
　私の所属している会社の原稿にさせて頂いたこと
　もあります。

　この日は、主催者だった京都展の時と立場が変わっ
　たこともあってか、一不肖ファンという感じの動き
　をされていて。不肖にサインを頼むタイミングを
　見計らったり、本を何冊も購入されたり（私の
　「めっちゃピンぼけ」も買ってもらったのに、サイン
　　で名前を間違える大ぼけ、済みませんでした。
　いや、慣れてないのでサインって、頼まれるたびに
　ドキドキするんですよ。ほんまに回数少ないから）。

　もう一つはこのブログ「あっちゃんのピアノ」を書かれている方の
　来場で。本名は敢えて伏しますが、この方が「あっちゃん」
　に連絡して僕のブログを教えてくれてないと、ピアノの
　持ち主が来場、という予期せぬ出来事はなかったわけで。

　それでもただ来場されただけなら、驚くことはなかった
　のですが、この方が僕の本を買って下さった上にサイン
　を求められた際に「実は谷川さんとは何度もお会いして
　るんです。百回で利かないでしょう」と言われた時には
　仰天して。

　どう記憶を辿ってもこの方を僕は思い出せませんでした。
　だから「いや、逆になりますけど、どういう形でお会い
　してるんでしょうか？」と思わず聞き返してしまって。

　結果は。
　意外でした。でも、言われたらどこにでもありそうなある
　意味怖い話かも、ってやつで。

　１９９５年、９６年とプロ野球のオリックスを担当していた
　時代。その時代に当時のグリーンスタジアム神戸（現スカイ
　マークスタジアム）で警備員をやってられた方でした。
　そりゃあ、警備員の前を通らないと記者は球場には入れない。
　「（各新聞、通信社の）担当記者さんの顔写真が部屋に
　貼られていて覚えてました」と言われた時は、二度びっくり
　で。
　こちらは全くノーマークの警備員の方がこちらの名前と顔
　が一致している、というのはある意味、記者にとっては恐
　怖です。だって、ノーマーク＝空気みたいに考えてるから、
　目の前でとんでもないことを言ってたり、選手の悪口と
　いうか嫌な点を言ってる可能性もあって。ちょっと、ひやり
　でした。

　縁とは、と、この写真展中何度も考えさせられたことを
　また改めて考えさせられる結果となって。
　不肖に紹介すると「まあ、どこで誰が見とるか分からん
　ということやなあ。悪いことは出来ん（大体こんな感じ
　だったと思う。メモしてないので不正確）」と言った
　ことを言われて。その通りといえばその通りなんですが、
　それにしても…。

　「（ピアノの持ち主の方たちが経営している）お好み
　屋さんが再開したら、一緒に行きましょう」と言われた
　のはもちろん快諾で返して。この何ヶ月か、ブログを続
　けてきて初めていいことをした、と思った出来事の始発点
　の方ですから。
　同じ神戸市在住の身ですし、遠からぬうちに実現すると
　思います。その時は、またブログで報告を。

　（下）今日のおまけの出来事は、大倉乾吾カメラマ
　　ンが今日も会場に姿を現して。写真撮影こそ頼め
　　ませんでしたが、少しは付け足しのように話は出
　　来たし。加えて、サインも頂きました。「アホで
　　しょう。僕ら（不肖と合わせて）ぐらいですよ。
　　サインにハンコまで付くの」と言いながら、サイン、
　　ハンコを押してはった。「最初は実印だったんです」
　　には、笑ってまいましたが。なんか、秘密書類か、
　　昔の大作家先生みたいやもんなあ。現役バリバリの
　　カメラマン、と考えると少しハンコにはギャップ
　　があるかも。
　　「日本廃線紀行」（大倉乾吾著、文春文庫プラス）にサインして
　もらったもの。