まぐれ・トレード生活

じつは一年前、麓のキャンプ場から登りはじめて途中で挫折した山なのだ。

娘が、ねをあげたので五合目を超えたぐらいのところで下山して、そのまま川遊びになった経緯がある。

今回は、峠まで車で登って、そこから山頂まで一時間少々の道のりだ。

遥か彼方に山頂をのぞむ。

「えぇ～！！　あんなところまで登るの～！」
二人が声を揃える。
「大丈夫、大丈夫！ガンバロウ！」

登山路は鎖場があったりして、思っていた以上の難路であったが、息子も娘もよく頑張ってくれた。

ゴールデンウィークの穴場と思って出かけたのだが、険しい道に反して坊主山のようなだだっ広い山頂では、登山者の人だかりであった。

みなレジャーシートを広げて昼食をとっている。

小学生らしき子供もたくさんいて、走り回れるくらいの広さがあるのだ。

余裕の出た帰り道で、見晴らしのいい岩場で記念撮影。

だいじなところが縮み上がるような絶景であった。