カテゴリ:読書
まずはコレ↓を見てもらいたい。
図書館で借りたモノである。 相当な読み込まれようである。
いったい何人の手に渡るとこれだけボロボロになるのだろう? 百人ではこうなるまい。 千人でもここまで擦り切れることはないはず。 この手垢。 中はというと、けっこう綺麗に読まれている。 傍線も破れもシミもない。 それがまたこの本に対する向き合い方を表しているともいえよう。
離婚を真剣に考えている女性。 ・・・ きっと多くの方が一字一句漏らすまいと読んだのだろう。 この本に魂が宿っているのではないかと思えるほどのたたずまいがある。
内容は、実際に離婚を経験した女性たちがその後の気持ちと生活を赤裸々に語っているものである。 深い。 男の側目線で読むと、「あっ、なるほど」とか「へぇ、そういうものか・・・」と気付くこと多々あり。
一章に、 ここに男の属性と女の属性がすでに表されていると感じた。 男は帰ってきた家に明りがついていてハッとはしない。 ホッとする女はいるかもしれないけど。。。
読み終えてみて、離婚後の人生をあらためて「まっとうに生きよう」と思った。 読後感の涼やかな一冊である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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