カテゴリ:読書
株式投資を「真剣にやろう!」と決意したころに初めて読んだ本を、もう一度読み直してみた。
最初に読んだときにはさほど印象に残らなかった言葉が、次々目に留まる。 たとえば、 『天と同じく、市場はみずから助くるものを助く。しかし、天と違って、市場は右も左もわからぬ者を許さない』 浅慮によって市場に飛び込めば、市場の波はあっという間に資産をはぎ取っていく。 株に投資する前に、準備すべきことがあるのだ。 『ビジネスと投資の世界では、高級住宅街にたどり着く人よりも、貧民街に行きつく人の方がはるかに多い。だからこそ、何をすべきかだけでなく、何をすべきでないかも学ぶ必要があるのだ』 投資の世界では古今、負け組の数が圧倒的に多いと言われている。 資金を失えば、市場に残ることはできない。 市場で生き残ること。それがすべてだ。 そのために「何をすべきでないか」をわきまえておく必要があるのだ。 『劇場が炎上したら、席を立って逃げ出せばいい。しかし、炎上中の金融市場から逃げ出すには、誰かを自分の席に座らせる必要がある』 投資とはじつにシビアな世界だ。 自分が買った株を売るときは、「誰かが買って」くれなければ成立しない。 自分は席を立つ側なのか、炎上中の席に座らされる側なのか。 入れ替わりの激しい市場では、「生存」を第一に考えねばならない。 それにしても専業トレーダーとは精神力が必要だと想像する。 なぜなら、今月はじめてまともな利益確定を本日得たのだが、利益の出ない日々をただただじっと耐えるのは結構辛いものがあるからだ。 いまの自分にはまだまだその胆力に欠ける。。。 ユシロ化学工業 1015円 → 1215円 × 300株 6万円ほどの小さな利益でも、やはり気持ちが楽になる。 利確は「薬」だ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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