1982820 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2023年10月31日
XML
カテゴリ:ギターリぺアー
◆Gibson  Les Paul CUSTOMU  ネック折れ
 ギターオーナー様は契約の関係で非公開とさせて頂きます


◆画像から確認して行きます

●全体的にクリアが抜けている感じで、ガンガンに弾かれていた様です




●外見に比べフレットの減りは少ないです


●素人修理がされてますが、幸いにもエポキシ&瞬間接着剤の類は使われて無い様で良かったです
 


◆リペア開始して行きます

●ロッドナットに接着剤が入り込んで回し難かった様です
 接着剤の影響で錆が出てましたので、ロッドワッシャーを外して錆を取除いておきます


●ワイヤーブラシで錆びを取り除きます


●ヘッド裏のクリアの光沢が復活するか、コンパウンドで磨いて確かめます
 ペグ&ロッドカバーは先に外しておきます
 クリアラッカーが僅かに残っていて、若干艶が戻って来ました


●クラックに水分を含ませてカービングナイフで、使われている接着剤を可能な限り取除きます
 カービングナイフから伝わる感触で、タイトボンドが使われている事と、クラックの極浅い
 所しかタイトボンドが入ってませんでしたので、殆ど取り除く事が出来ました



●クランプを掛けてクラックの段差を確認します
 想定の範囲内の段差【塗装の欠損分】でしたので、速攻で接着固定して行きます


●タイトボンドがクラック面全体に入る様にタイトボンドを流し込みクランプで固定します
 はみ出したタイトボンドは綺麗に拭き取っておきます

◆弦アースの確認
 テールピースからのメインアース線と、各ポットのアースはテスターで確認しますと
 問題無くアースが取れてましたので、サーキットのハンダ付け箇所を確認します


●フロント&リアのコンデンサのハンダが、ピンセットで引っ張りますと簡単に外れてた事と、
 トグルスイッチのアース線が、端子の所で切れ掛かってましたので、付け直しでアース不良は
 解消しました
 

●ゲインを上げて歪ませ、爆音レベルでテストして弦アースか効いている事を確認しました


●オリジナルのブリッジの金メッキが浮いて、更に固着した駒を動く様にオーバーホールします


●全ての駒が動く様になってます。
 駒を交換する際には、ホチキスの針を曲げた様な調整ネジ留め金具には注意して下さい


●一晩経過しましたので、クランプを外して接着具合を確認します。予定通りです


●専用のパテを盛って段差を埋めます


●パテは硬化しますと必ず痩せますので、複数回盛ってはサンディングをして行きます


●折れてる角度と長さを検討しますと、折箇所を削り取って補強板を張り付ける工法よりも
 この状態の方が強度を確保出来ると判断して、補強版を使う工法は採用しません
 

●エアーブラシを吹ける状態まで段差を修復しました


●クラックの周囲をサンディングします


●ヘッドの欠けがペイントで済ませられる大きさでは無いので、マホガニー材で修復します
 抉れている部分の高さに合わせて削り取ります


●マホガニー材を欠損に合わせて接着固定します


●隙間にはマホガニー材のパウダーで作ったパテを盛り硬化後にサンディングします


●ヘッドと同じ形状にサンディングします



●黒の塗装とクリアラッカーの吹付が完了しました
 5日程時間を空けてからバフを掛けて仕上げます


●ポットからテールピースに弦アースが確実に効いている事を確認します


●フロントピックアップのエスカッションが割れてますので純正品と交換します


●フロントは厚みが無いため良く割れます
 

●交換しました


●粗目~超鏡面仕上のコンパウンドでバフを掛けました


●ペグをセットします


●折れた部分の仕上がりです
  

●欠損したヘッドの仕上がりです


●ボディにもバフを掛けましたので艶が戻って来ました


●ストラップピンが緩むので確認しますと、ネジ穴が相当広がってます
 この状態ですと緩んで落下する可能性が有りますので補修が必要です
 ネジ穴の間口が6mmまで広がってましたので、6mmの丸棒を打込んで
 ネジを付け直して有ります


●弦を張り戻してセッティングを確認して行きます


●12フレットの弦高をセットして確認しますと、1フレットが.01mm高いので
 弾き難いく感じます


●新品のブリッジの弦溝が調整されてませんでしたので4D~6Eの溝を、0.10~弦の巾に
 広げて有ります


●弦溝を調整して1フレットを0.48mmにセットします


●弦溝を深くした分ナットの上面を削ります


●6E/12Fは2.00mmにセットして有ります


●1E/12Fは1.50mmにセットして有ります
 この状態でトラストロッドには充分余裕が残ってます


●フレットボードの仕上がりです


●リペアの完了です
 ネックのペイントはニトロセルロースのラッカーを使ってますので
 展示される際にはご注意下さい
 



🌻K2ギターファクトリー
  千葉県八街市 八街 に-67-3 
   代表 加藤 和久
   ☏ O8O-5376-O998 
   ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024年03月11日 07時28分37秒
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.