|
テーマ:映画館で観た映画(8407)
カテゴリ:~2006年 映画・ドラマ
昨日道路の氷の塊をシャベルとつるはしのような物(つるはしのようなごつい物ではないのだけど)で取り除きました。
ガッツンガッツンと(笑) いや~、今日は筋肉痛です。 腰が痛い~(T-T) ウルウル でも、天気が悪くならないうちに映画館に行きました。 ☆スタンドアップ☆(2005) ニキ・カーロ監督 シャーリーズ・セロン・・・・・・・・・・ジョージー フランシス・マクドーマンド・・・・・・・グローリー ショーン・ビーン・・・・・・・・・・・・カイル リチャード・ジェンキンス・・・・・・・・ハンク ジェイミー・レナー・・・・・・・・・・・ボビー ストーリー 公式HP 子供を連れて故郷に帰ってきたジョージー。鉱山の町としての伝統を育んできた町の住人たちは、10代で息子を産んでシングルマザーとなり、父親のちがう娘を連れて、戻ってきたジョージーに“身持ちの悪い女”と冷たい視線を向ける。そんな中、ジョージーは子供たちのために、自立を目指して、鉱山で働きだす。だが職場では、男性社会に進出してきた女性に対する会社ぐるみの厳しい洗礼と、屈辱的な嫌がらせが待っていた。 ~~~~~~~~~~~ セクハラに立ちあがった女性の話。 1989年と言っていたかな、20~15年ぐらい前の炭鉱での話だ。 ほんのちょっと前の話なんだよね。 ~~~~~~~~~~~~~ 炭鉱でいいお金がもらえるので職についたわけだ。 もちろん女性を雇う事は政府の方針として表面上平等。 しかし、会社自体が女性を雇う事に不満なんだね。 だから職場の男性たちの嫌がらせを、野放しにしている。 そのセクハラに負けてやめていったら万々歳だ。 でも、女性たちもその炭鉱での仕事をしなければならないそれぞれの理由がある。 もちろん生活をしなくてはならないのだ。 男性でも女性でも同じだ。 男ばかりの職場に女性が入り込んできた、働いていた男達はそう思った。 女が働く所ではない。 女が入ってきて職場を奪われる。 仲間として認められないだけでなく卑猥な言葉や嫌がらせが彼女の神経をすり減らす。 仕事が辛いのではないのだ。 職場には他に女性も居るのだが、そういう嫌がらせを無視する事で仕事を続けている。 そうしなければ職を失うからだ。 ~~~~~~~~~~~~ なによりも辛いのは、彼女に対する嫌がらせではなく、息子に対してまでも嫌がらせをするところだね。 悔し涙が出てくるよね~。 誰も味方についてくれない、仲間と思う女性たちも職を失う事を恐れて彼女から離れてしまう。 彼女のやり方が全てだとは思わない。 しかし彼女のような方法もあるのだとも思う。 彼女のように立ち上がる事が出来ればいいのだが・・ 自分だったら、どうするのだろうか?考えてしまう。 実際のセクハラはもしかしたらもっと酷かったのではないかなあと、見ていて思った。 法廷での場面も、実はもっと残酷で彼女の人格さえも否定するようなものだったのではないだろうか? そうそう、ここではセクハラだったのだけど(実話だというしね)女性に対してだけではなくもしかしたら、違う形でも出たかもしれないと思った。 例えば人種差別とか・・・ そういう体制なんだもの、この会社自体が。 彼らの意識を変えなくては、女性にだけではなく自分たちとは違うものに対する敵視は変わらないのではないだろうか。 自分の周りにも、そして自分の中にもある「変化に対する敵視」みたいなものを意識したなあ。 ~~~~~~~~~~ シャーリーズ・セロンはいいね~。 でも彼女よりも、それを取り巻く人たちがもっといいのだ。 父親のリチャード・ジェンキンス。 父親のスピーチは泣けてしまったよ。 そしてなんと言っても、フランシス・マクドーマンド。 主人公の親友役で職場の先輩でもある。 実はセクハラで戦う以上に辛い戦いが彼女にはあるのだ。 しかし、彼女は自分にできる事をする。 そんなマクドーマンドを支えるカイル役のショーン・ビーン。 彼がそっと気遣う場面など、これまた泣けてしまうのだ。 セロンの息子との関係も見所ではある。 ただ、欲を言えばこの息子役ちょっと物足りなかったかもしれない。 いやいや、ちょっとだけね、そう思っただけなんだけど・・ とにかく、悔し涙とラストの感動の涙を思い切り流してきた。 *************** ニキ・カーロ監督 くじらの島の少女 シャーリーズ・セロン モンスター コール サンダーハウス・ルール ミニミニ大作戦 スコルピオンの恋まじない ピーター・セラーズの愛し方~ライフ・イズ・コメディ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[~2006年 映画・ドラマ] カテゴリの最新記事
|
|