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テーマ:映画館で観た映画(8582)
じわじわ暑くなってきましたね。西日本はもう30度以上でしょう。
こちらはこれからですけど、くわぁっと暑くなるんだろうな~~o(;△;)o 体にこたえそうだよね。 最近できたシネコン効果というのでしょうか、既存の映画館では遅ればせではありますが、今までだったらDVD待ちになる映画を上映してくれています。 邦画が多いかな~、「間宮兄弟」は今上映中。 「かもめ食堂」もこれからやるし「やわらかい生活」も上映予定。 更に「ブロークンバック・マウンテン」「ホテル・ルワンダ」も!! なかなかがんばってくれる映画館に感謝、感謝です。 そんなわけで、「ナイロビの蜂」見ることができました。 実は旦那が、一人で東京で見ていてあらすじを話したがって困っていたんです。 「私はDVDが出るまで見れないんだから(その時は上映するとは思っていなかったので)話ちゃダメ」と言っておいたんですけどね~~(笑) やっと、話ができるようになったわけですね^^;) 夫婦の会話も一件落着ですな(笑) ☆ナイロビの蜂☆(2005) フェルナンド・メイレレス監督 レイフ・ファインズ・・・・・・・・・・ジャスティン レイチェル・ワイズ・・・・・・・・・・テッサ 原作:ナイロビの蜂・・ジョン・ル・カレ ストーリー 社会派サスペンス 政治に無関心な英国外交官が慈善事業に熱心だった妻の死をきっかけに、アフリカに起きている国際的陰謀を探り出していく。 ~~~~~~~~~~ そうでしたか~、「シティ・オブ・ゴッド」の監督の作品だったんですね。 今回の舞台はアフリカのナイロビ。 社会派サスペンスですけど、そこに夫婦の愛も絡めていくんですね。 ちょっと、私が思っていたのとは違っていたなあ~。 妻が何者かに無残に殺され、妻が生きている間一体何をしていたのか殆ど知らなかったことに気がつく。 なにやら自分に隠くれてこそこそと。 不倫でもしてるんじゃないだろうか・・・なんて事をチラッと思ったりもするジャスティン。 妻は一体何をしていたのか? 妻の思い出とともに彼女の跡をたどる。 サスペンスとしては、敵は早くからわかる。 敵に対してどうするのかという事よりも、妻を理解する為に彼は行動する。 できれば仇をとってあげたかったろうね。 しかし、敵は「こいつだ!」と絞りきれなかった。 というよりも、大きすぎるなあ、個人がどうあがいても無理かもしれない・・ だが、今までこういう事は考えた事もなかったので本当かしら?と驚いた。 ありうるんだろうか・・ありえるのかも アフリカの人々の姿の見せ方は、さすがにこの監督、うまい。 「シティ・オブ・ゴッド」の時もうまかったものね~。 (でも、「シティ・オブ・ゴッド」の方が面白かったな・・なんて思ったんだけど。) アフリカの自然と人々の暮らし、それを見るだけでも価値がある。 期限切れのクスリを診療所に送りつける「製薬会社」 更に、何も知らされずに新薬の人体実験されている患者達。 ただ、もっとここら辺わかりやすく見せてほしかった。 どちらかというと、テッセの言葉だけで説明されているような感じだったし。 そこがポイントだもの、そこを見せてくれたらもっとわかりやすかったと思う。 人々がひしめくアフリカの町並み。 その隣に綺麗に整えられたゴルフ場。 そこで、おたがいの腹を探るようにプレイしているのは、この事件に関わる製薬会社や英国の紳士達。 同じ命だけど、同じではないという現実を見せる。 日本に暮らしていると、遠い国の話だ。 時々「セイブ・ザ・~~~」というかたちで思いだしたように「今」を見せられる。 その時は私たちの関心も高まるが、持続はしない。 常に誰かがしつこいくらいに語りかけなければ、忘れ去られてしまうのだ。 一時の飢餓状態は最近聞かれなくなったものの、エイズは相変わらずのようだし、貧しさも変わらない。 そんな現実を見せてくれた。 ~~~~~~~~~~~~~ テッサは夫が政治に無関心であると知っていたし、自分の活動が過激だとわかっていたので巻き込みたくなかったのだろう。 しかしジャスティンに話していたら違う形になったんではないかと思ったりした。 そう、それに子供を無事に産んでいたら・・とも思ったんだけどね~。 妻の元に帰ると決意したジャスティンの湖の場面は、美しい。 彼女を愛し理解した夫の姿だった。 だが・・違う方法もあったはずだが。 逃れる事はできなかったのかな~、やっぱり、悔しいなあ。 そんな事思っていたのだが、ラストでちょっと溜飲が下がったね。 パイレーツ デッドマン・チェストで、タコになったビル・ナイが慌てふためいて逃げていくし~。 ビル・ナイの顔は、思わずしげしげと見てしまう。 うん、あのタコ顔はビル・ナイだったと確認した^^) アカデミー助演女優賞を取った、レイチェルは回想の場面で見せる笑顔がかわいい。 (そうそう、彼女は今年の5月だっけ出産したんだけど、この映画でも妊婦さんの場面がある。 う~ん、それって本物だったのかな~?) 助演を取ったと言われるのは、どこら辺?と思わないわけでもないが・・^^;) 私の中ではやっぱり夫のレイフ・ファインズの真実を見せつけられ変化していく姿のほうに注目していた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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