この映画、上映された時に見に行かなかったんですが、ああ映画館で見てもよかったなあと思いました。
リュック・ベッソン監督に、実はあんまり関心がなかったというせいでもありますが。
TAXi とか、トランスポーターとかの監督ですよねえ~。
フィフス・エレメントなんかSFだし、ジャンヌ・ダルクは歴史物、そうそうヤマカシは面白かったっけ。
そう考えると、いろんなジャンルの映画を作っているんですよね。
☆アンジェラ☆(2005)
リュック・ベッソン監督
ジャメル・ドゥブーズ・・・・・・・・・・・・・・・アンドレ
リー・ラスムッセン・・・・・・・・・・・・・・・・アンジェラ
ストーリー
パリに暮らすアンドレはギャング絡みの借金が原因で48時間後には殺されてしまう運命に陥ってしまう。絶望してセーヌ河を見下ろす橋から飛び降りようとした矢先、隣に現われた美女が、いきなり川に飛び込んだ。思いもよらぬ事態に、とっさにアンドレも後を追い無我夢中で彼女を助け出すのだったが…。
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ファンタジーだねえ~。
もうドツボにはまったアンドレ、見るからにさえない男。
その彼にすらりとした金髪の美女アンジェラが、なんやかんやと世話を焼く。
このでこぼこコンビが、最高だ。
会話のテンポもいいし、かみ合っているようでかみ合わない会話がまた時に笑えたり^^)
アンジェラが彼の窮地を救ってあげるのだが、彼女のスーパーウーマンぶりがアンドレのへたれ振りと対照的。
う~ん、男性にしてみたら、こんなスーパーウーマンのような彼女がいたらどんなにいいだろうかっておもうだろうなあ。
女性の私でもそう思うしねえ(笑)
彼女の正体が何なのかという謎もあるし、アンドレがへたれな人生から一歩踏み出せるのかどうかっていう展開もいい。
「サム・サッカー」の主人公ジャスティンと同じように、自分を丸ごと受け入れる事。
そこから始まるんだろうね。
そして、自分を愛すること。
自分を愛せなくちゃ、他人も愛せないと思うよね。
白黒で映し出されるパリの街、素敵だった。
アンジェラのリー・ラスムッセンは「ファム・ファタール」の美女だったのね。
スタイル抜群、さすがスーパーモデルだけのことはあるよね。
思い切りのよさや、かわいさも素敵だった。
一方このへたれぶりがかわいい、ジャメル・ドゥブーズは「アメリ」にでていたっけ??
すっかり忘れてしまったなあ。
アンジェラがでかいから、よけいに小熊のように見えてしまうね(笑)
素敵な映画でした。