カテゴリ:着物を楽しむ
着物の仕立てをお願いする時に
仕立ての寸法を明記し、サイズ指定しても、出来上がりの着物を見せて下さい。 とどこでも言われるが。 何故だろう。 この出来上がりの着物は、計る人により微妙にサイズは異なる。 仕立てる方が計るのならまだ良いが 仕立ての知らない呉服店の方々が測って指示をすると 違うサイズの物が上がって来る事が良くある。 自分も洋裁をしていた時に サンプルをお渡しするので、同じサイズで作って と言われる事があるが。 新品ならまだしも、着古したニット類は形が崩れているし、計り方によりどうにでもなる。 本人を採寸して仕立てた方がやりやすいので 形の見本にはなるが、サンプルをお預かりすることはない。 着物でマイサイズを仕立てる時は、 身長、裄、ヒップを図って、従来の着物の割り出し方により着物を仕立てる。 着物は、おはしょりで調節するので、裄と身幅さえ合えばどうにかなる。 問題は長襦袢。 ここには落とし穴があり、なで肩の人は平面裁断では脇がさがる。 また、首の位置により、後ろが下がり、前が上がる。 自分もはじめは呉服店ではかっていただき、仕立てていただいたが 10㎝ほど長く、短くしてもらった。 また、身幅も大きいので、こちらも6センチほど小さくしていただいた。 それでも歩くことが出来なかった。 その後自分で研究をし、どこがどう合わないのか なぜ、股割をしても歩けないのか。 着物を着ると歩く時に小幅になるのはわかるが、他の人は着物で走れるのに 何故自分はあるくことさえ出来ないのか。 検証し、自分で治してみた。 それを元に現在の長襦袢や着物は仕立てていただいている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.06.25 21:00:15
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