最近レンタルした“新作”の洋画たちにヒットがなかったので、「面白い」といわれている“旧作”の邦画を2本借りてみた。その1本目、
『スウィングガールズ』(2004年/日本)を見た。
ひょんなことからビッグバンドを組むことなった東北の田舎の女子高生達を描いた青春映画で、『ウォーターボーイズ』の女の子・ジャズ版。
指導者が竹中直人であること、数名の中心メンバーが頑張っているところに後からメンバーが参加して増えていく(そして練習量が違うはずなのにすぐにキャッチアップしている)こと、街の人も巻き込んでいくところ、など共通点も多い。
出演者が実際に演奏しているという点では、
『スクール・オブ・ロック』も同じだけれど、レベルはそれには遠く及ばないのはご愛嬌か。
ストーリーは先が見えているんだけれど、随所に笑いがちりばめられていて面白かった(特に
楽器代を稼ぐスーパーでのバイトや
マツタケ狩り中のイノシシ退治のところ)し、観た後「自分も高校生に戻れたら、こんなことをしてみたいなぁ」と素直に思えた。
105分っていう時間もちょうどよいし、笑えてさわやかな気分になれる、娯楽にはピッタリの作品。
ということで、期待に違わず、評価は、
★★★☆ (3.5 / 満点は5つ)
前からけっこう好きだったけど、やっぱり上野樹里はカワイイ。
あと、ついこの間までNHKの朝の連ドラ『ファイト』の主役をやっていた本仮屋ユイカが出てた・・・この作品の中での内気な子のほうが雰囲気に合ってたような。