『1.0(ワン・ポイント・オー)』(2004年/米国・ルーマニア・アイスランド 原題:One Point O)を見た。
私は『SAW』も『CUBE』も見ていなくて、こういう系統の作品はあんまり得意ではないのだけれど、たまたま知人がこの作品の話をしていたのを聞いたので“ウィッシュリスト(←最近オンラインDVDレンタルを利用している)”に追加しておいたら、早々と送られてきたもの。
最初のうちは、
・近未来とはいえ、それっぽくない不気味な老朽化したアパート(ここが舞台)
・主人公
サイモン(ジェレミー・シスト)が、毎日送られてくる空っぽの箱に不安を覚え、追い詰められていく様子
・一癖も二癖もありそうなそのアパートの隣人たち
などに、けっこう興味をそそられ、
「これらひとつひとつがどんな風につながっていくんだろう?」
と期待したのだけれど。
終わってみると、なんか消化不良。
「意味がわからない」とか「そんなんアリ?」とかってオチではないんだけれど、あまりに描き方が不親切というか、雑というか・・・
「もっと面白くできたんちゃうん?」と不満が残った。
評価は、
★☆ (1.5 / 満点は5つ)
ちなみに、タイトルの『1.0』とは、プログラム等の最初のバージョンを示すもの。
タイトルどおり、もっともっと改良の余地のある作品だったのではないかと、ちょっと残念。