|
テーマ:旅のあれこれ(10151)
カテゴリ:旅行/おでかけ
トルコ旅行7日目。 いよいよトルコ最終日。 ツアーの旅程では出発まで自由行動だったのだけれど、時間があまりなく、かつホテルの場所が交通の便があまりよくないところだったので、オプショナルツアーに参加。 ![]() ここは、ビザンツ時代に造られたという地下貯水池で、“宮殿”ではない。 ただ、柱と天井のドームが宮殿のようなのでそう呼ばれているという。 内部はライトアップされており、とても幻想的(→)。ひんやりしていて気持ちいい。 今でも(観光用に)少し水が貯めてあり、魚も泳いでいたが、昔この貯水池が実際に使われていた頃も、魚は泳いでいたらしい(万が一、敵に毒が盛られた時にわかるようにとのこと)。 地下宮殿の奥には、メドゥーサの頭が2つある。 1つは横向き(↓)で、もう1つは逆さ(↓)。 このボケボケ写真ではわかりにくいけど。 ![]() ![]() オプショナルツアーの次のメニューは、ヨーロッパとアジアを分けるボスフォラス海峡クルーズ。 船の乗り場に向かう途中、アガサ・クリスティの『オリエント急行殺人事件』で有名なオリエント急行の終着点である、『スィルケジ駅』を車窓から見る。 無理な話だけど、オリエント急行、ぜひぜひ乗ってみたいなぁ・・・ ここで、イスタンブールの地理の説明を少し。 イスタンブールは、ボスフォラス海峡でヨーロッパ側とアジア側に分かれ、さらにヨーロッパ側は、金角湾で旧市街と新市街に分かれ、まさにヨーロッパとアジアの交わるところと言える。 スルタンアフメット・ジャーミー、アヤソフィア、トプカプ宮殿、地下宮殿などがあり、世界遺産に指定されている“イスタンブール歴史地区”は、旧市街にあり、新市街は、オフィス街や住宅街が広がる。 クルーズは、新市街のカラキョイ桟橋付近から出発。 ![]() 新市街(ヨーロッパ側)に沿って北上、海からみた『ドルマバフチェ宮殿』 ![]() ボスフォラス大橋を越え、船はどんどん北上。 『ルメリ・ヒサル』と、少しだけ『ファーティフ・スルタン・メフメット大橋』。 ![]() イスタンブールには、ボスフォラス海峡をまたぐ橋は2本しかなく、『ファーティ不・スルタン・メフメット大橋』はその1本で、その建設には日本も協力(資金には円借款が使われ、建設は石川島播磨重工業が担当)。もう1本は、これより南にある『ボスフォラス大橋』。また、渋滞がひどいので、現在は海底鉄道トンネルが建設中であり、これも日本の大成建設が担当しているらしい。 この後すぐにUターン、今度はアジア側に沿って南下。 ![]() 出発したところへ戻り、約1時間半のクルーズは終了。 風が強く寒かったけど(最後は我慢比べ大会状態で、帰りのアジア側はあまり見どころもないので、みなデッキから船内に移動していた)、海の上から見るイスタンブールはまた違った風情があり、クルーズに行ってヨカッタと思う。 クルーズ後、市内のレストランで食事を取り、いよいよ帰国のため空港へ。 イスタンブールには博物館がたくさんあるし、美しいジャーミーや宮殿もたくさんあるし、まだまだ観光したいのはやまやまだけど、時間は有限なので仕方ない ![]() カッパドキアとイスタンブールは、もう一度来たいなぁ、と思いながら、今回のトルコ旅行はおしまい。 あとは12時間あまりのフライトで東京へ戻るのみ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.05.13 13:00:39
[旅行/おでかけ] カテゴリの最新記事
|