ライブマン49話「大教授ビアスの崩壊!」
・ど素人っぽい少年王ビアスの役者さん、ど素人っぽい・大掛かりに・・・ズノーベースを地球に降下させて地球を混乱させようとするビアス。若返ったのか今までの理知的な感じはなくなり無邪気に地球征服作戦を進めてます。だが、スーパーライブロボの捨て身の攻撃でズノーベースは不時着します。・一人ビアスを追うブルーある洞窟へとやって来たブルーはビアスと遭遇。ビアスが子供なのかライブラスターのトリガーを引けない。変身が解け、ビアスを説得するめぐみ。ビアスの方は声がケンプになってます。ビアスにケンプの少年の心が残っている事を指摘。少年の心とか若さとか言ってましたが、ライブマン自体ハードな割には青春ドラマも描いていたから「若さ」が前面に出ている事が分かります。・ケンプの脳が裏切ったせいでめぐみの説得が効いたのか「子供の頃に戻りたい」と本音を漏らすケンプの脳。ケンプの脳が裏切ったせいで他の天才達の脳もビアスに反逆。ビアスは老人になってしまう。・最終回らしくOPをバックに戦う5人。今回はジンマーの数が多すぎ。けど変身後の名乗りがないのは何故だ?最終回って締めとして名乗りをする事もあるのだが・・・・一人でガッシュと戦うレッド。剣と剣の応酬がすごい。・真の忠臣宇宙に逃げてボルトの再建を目論んでいるらしいビアスはズノーベースを浮上させようとするが逆に大爆発を起こしてしまう。死にかけているビアスにズノーベース崩壊の爆音をビアスを讃える花火だと言うガッシュ。最期までビアスと一緒にいるところとかこいつこそ真の忠臣だ。・ラストはズノーベースの爆発と共に転がるガッシュの首。今までの戦いが空に映し出されたが美しいものは何一つない。勇介らは地球の美しさ、命の大切さを痛感した所で終わる。戦隊の最終回にしては普通。というか「ジェットマン」最終回がイレギュラーすぎるのだろう。<総括> ライブマンはVシネマ「ガオレンジャー対スーパー戦隊」でレッドファルコンがドリーム戦隊の一角として登場していたので見たいと思っていた。ストリームでとはいえ見られたのは感激でした。 友人が死んでしまうところがいきなり描かれているなどハードではあるけど3人(5人)の青春を書いている所とかは「若さ」を前面に押し出していることは良く、敵側の方も幹部同士の確執、悪の組織の滅び行く様を描いているところは学歴社会、科学の暗黒面を描いているわけでこの辺は先見の明を感じるし、今の戦隊では出来ない要素だと思う。今の戦隊は子供が楽しめることや玩具のPRみたいな内容ばかりで(戦隊は30分間CM番組という側面があるにせよ)はまれないところがあるのも事実(最近の戦隊はデカレンジャーは楽しめました) それに「ジェットマン」「ダイレンジャー」にも言えてたが「ライブマン」もおしゃれと言うか戦士の個性に合わせた衣装を着ていることがいいです。今の戦隊の制服って個性が死んでいるとしか思えないし季節感もないですから。前半・終盤でのコスチュームでは丈以外どこかに戦士のイメージカラーが入っていたがこっちの方がいいです。最近の戦隊は何処かに戦士のイメージカラーを入れた私服にしておかないのはどうしてと思う。こっちの方がおしゃれさ・個性を感じますから。 アクションシーンは変身前アクションを積極的にこなしているところとか爆発が派手なところがいいですね。アイドルと言われていた嶋さん、西村さん、森さん積極的にアクションしていて好感もてます。それに引き換え、今の戦隊出演者は顔だけで売ろうとしている・・・・