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2009/11/17(火)12:30

第89回天皇杯【4回戦】

サッカーネタ(27)

広島を破ったサガン鳥栖と、代表の南ア遠征で遠藤の抜けているガンバ大阪・・・ 正直、もう少しオモシロイ試合になるような気がしたけど・・・ ガンバの余裕勝ちですね。 3回戦でサガン鳥栖に敗れた広島と、勝ったガンバ大阪・・・大きな差は「個人技」ではないでしょうか? 天皇杯は、モチベーションが難しい大会なのは周知の事実。 その中で、言い方は悪いけど下部カテゴリーは必至、逆にガンバやサンフレッチェは「のらりくらり」やってでも、上のカテゴリーなんで勝ちきる余裕が必要なわけです。 ある程度、引いて守られて、運動量で上回られた場合・・・そんなにポゼッションだけでどうかなる問題ではありませんし、ゆったりした集中力の足りないポゼッションは逆にカウンターのおそれがあります。 よく言われますが、 「攻守の切り替え」と「局面の打開」 これが、重要です。 特に、手詰まりになりつつある展開で個人による「局面の打開」は最重要です。 ガンバ大阪には、ペドロジュニオールと献身的なルーカス、そして二川、さらにサイドに加地・安田がいました。 ルーカスは効きますね!! スコアは1-3 しかし、これは、ガンバが2点差を守って逃げ切った・・・ただそれだけのスコアです。 0-2ではのらりくらり、1-2になれば少しチカラを入れて、安全圏の2点差へ逃げ込む・・・。 そして、しっかり試合を終わらす。やはり強いチームだな。。。と感じます。 この試合・・・クラブワールドカップ準決勝(マンU Vs ガンバ)で、5-3のスコアだったとき・・・重ねるのは失礼かも知れませんが、スタンドで見ていて、ふと思ったので書いてみます。 あのときも、マンUは遊んでました。常に2点リードを保っていました。 メディアは3得点したガンバ大阪の健闘を讃えましたが、私は全くそんな気持ちになれませんでした。力の差は歴然としていたので、敗退したことに別にガッカリもしませんでしたが、善戦したとも思えませんでした。マンUは点差が詰まるとちょっと本気を出して、常にセーフティリードを保っていました。 ガンバの選手はそれを分かっているでしょう。歯が立たなかったと・・・。 今回の鳥栖戦も正にそれでした。ガンバは余裕を持って鳥栖をいなしました。優勝を狙うリーグ戦があっても4回戦の「勝利」は手にしました。 クラブワールドカップ・マンUから得た経験値が物を言った!と言うほどではありませんが、こうやってメンタリティは養われ、チームの経験値として生きていき、伝統が作られていくんだな・・・と思います。 ガンバ大阪は、また1つ勝ったことで、広島は逃してしまった「勝者のメンタリティ」と言う経験値を1つ手に入れたのです。 もちろん3回戦でJ1の広島に勝った鳥栖も、1つ「勝者のメンタリティ」を手に入れました。

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