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カテゴリ:2010年
雨。 防音室から出るたび、今日はずっと雨の音。 雨はきらいじゃぁない。 山育ちだからかも。 眼下に瀬戸内をのぞむ小高い山の上では、雨の音は 「サァーーーーーーーーーーーーー」 だった(本当は縦書きにしたい)。 土や草木、川に向けてふる雨は、「しみこむ音」がした。 オルガンの上に登って(気に入りの定位置)、見慣れた畑や森が、雨にけむる様子を眺めるのが好きだった。 街中の雨はちょいと違うね。 アスファルトやセメントや、金属やガラスに向けてふる雨は、「ぶつかる音」がする。 雨は邪魔者だ。 ぶつかって、しみこまず、あふれて流れる。 「雨」について、かようにぼんやりと考えることができる日々。 働いてる人には申し訳ない気もするけど、ま、今までワタクシは本当によく働いてきたので、人生のうち、今みたいな時期があってもよかろ。 と思い直して、矢野顕子を熱唱すること2時間。 ラッパはどうした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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