726777 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カレンダー

カテゴリ

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2019.01.11
XML
カテゴリ:2019年

 年明けのあれこれ、みなさまおつかれさまでございます!


 さて、昨年の目標は「開襟」と「笑ってラッパを吹く」こと、でした。

 すっかり達成できたと思っていましたが、先日、フリーインプロヴィゼーションのセッションに行ってみたら、空間にさまよいたる音のはしっこを身体で、魂で、積極的につかみにいき、つかんだものを咀嚼してから、あるいは反射的に、人前で出す、しかも堂々と出す、ということをいとも簡単にされている方々と遭遇。

 いやはや、私なんぞはまだまだ未熟だなぁと感じいりました。
 ついつい、己を俯瞰する視点が邪魔をするのだ。

 というわけで、「開襟」は継続しよう。
 ただ、昨年とは違って「行動」が伴う開襟にしよう、と考えています。

 今年は「行動」。
 そして、「開襟」。

 


 どうしてインプロのセッションに行ってみたかというと、なにか、こう、最近はジャズにまみれていてありがたいことなんですけど、演奏において、
 ・ジャズの理論にのっとって
 ・ジャズの名盤の演奏を踏まえて
 ・界隈の暗黙のルールを理解して
 といった王道路線の「ジャズらしさ」を醸すと評価され、「ジャズらしさ」を醸せない(醸さない)と、評価されない。

 という、やや偏った評価基準を耳にすることがたまたま重なり、ちょっと窮屈になったのだ。
 まぁ、自分の考えがしっかりしていないせいなんですけど。
 

 ところが、インプロの現場に行くと、広大な宇宙に向けて音を出すのはあまりに心もとなく、ついついコード感を出したくなってしまい、ジャズに頼ろうとしてしまう。
 自分で自分に苦笑い。
  
   ただ、なにをしても「評価」はされなかった。
   いいも悪いもなく、シンプルに「それもアリ」と無言で認めてもらう。
   基準のない自由さと懐の深さは求めていた感覚そのもので、気持ちがスカッとした。


 参加されていた方々は、みな、ものすごくいい人たちでした。
 一緒に音を出すと、反応してくださったり、寄り添ってくださったりがよくわかり、新参者のわたしを受け入れてくださっていることが、びしばし伝わった。
 
 音でのやりとりは、セッションの合間に交わすおしゃべりよりも、ずっと確かで、信用できた。

 すごいねぇ。 
 音ってすごいねぇ。
 「一緒に音を出す」ことに慣れすぎて、ちかごろは当たり前のようにやっていたけれども、これ、すごいことだったね。
 とくに音を「合わせる」なんて、すごいことだったのね。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019.01.14 06:11:35
コメント(0) | コメントを書く
[2019年] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.