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カテゴリ:ライブ
ライブ告知をすることは多いけれど、ライブ本番がどんな様子だったか、何を感じたかを書くことが最近減っていると気づき、なるべく書きとめていくことにしました。 撮影/NAZOCHUさん シンガーソングライター谷山浩子さんの曲を中心にした、歌のライブです。 ボーカルありきで書かれた曲、いわゆる「歌もの」は、外した音を使うと本当に音が外れるし、ピッチもシビアで、常々難しいと思っておるのですが、おふたりの演奏が素敵であることは知っていたのでぜひご一緒したく、お声をかけていただいて、喜んで参加させてもらった次第です。
ライブの準備はまず、全14曲を読み解くことから。 最近、譜面を自力で書き起こすことが多いので、譜面と音源が揃っているのがとてもありがたい! といっても自己流でやると曲の雰囲気を壊すので、音源をよーく聴く。
さらにリハで吹いてみて、おふたりに意見をもらいながら編成に合うよう、調整していく。 今回はそんなやり方で、デュオにまぜてもらいました。 地道な作業ですが、ライブ前のこうした下準備にこそ実はみのりが多く、また、演奏の楽しさにもつながるように思います。
ライブ当日、演奏を聴いたお客さんが「情景が浮かぶ」「絵が見える」とおっしゃっていたのが、とても嬉しかった。 「犬を捨てに行く」という曲については、「淀川の河川敷で、すっごい夕焼けで、段ボールに入ってて」ととても具体的に「見えた情景」を説明をしてくださった方がいた。 なんて嬉しいことだろう。 聴く人の心に景色が見えるのは、曲と歌詞の力はもちろんだけど、なにより、ボーカルかもかもとピアノ杉浦さんの表現力のたまもの。 かもかもの隣に立っていると、歌声が音として直接体に響いてきて、すごいパワーを感じました。 気持ちがいいんだ。 そりゃ届くわ、聴く人の心を開くわ、と思う。
そして杉浦さんとは、一曲インストを演奏させてもらいましたが、もう手のひらでゴロンゴロンされるがままに、好きなように吹かせてもらいました。 杉浦さんとデュオをやれば、どんな人もやすやすと吹けると思う。 知ってたけどあらためて、二人の素晴らしさを間近で感じて、そこに参加できてることが嬉しかったです。
さて、トランペットはこの日、なぜかピッチがやたら高め。 普段低いことが多いのに、今日はどうしたことか、と悩みながら、こまごまと微調整し、最終的には耳を頼りに、吹きながら合わせにいく方法で通した。 たぶん、小さく吹くシーンが多かったので、舌の位置が高かったのかしら、と後になって思う。 傾向をさぐるため、要観察の案件であります。
会場になったのは、寝屋川界隈にお住まいの人から美味しいとよく評判を聞く「cafe&ごはん まちゃキッチン」。 まかないで、なんと猪肉のハンバーグをいただきました。 ジビエですよ、ジビエ。 一口食べての感想は、「肉!」。 脂っこいんじゃぁないんだな。 しっかり肉だけど、ギトギトしてない。 ガーリックやスパイスでうやむやにしてしまわない、ちょうどいい塩梅の味付けも良くて、あっという間に完食であります。 常に猪肉メニューがあるわけではないみたいですが、エビフライやステーキなどのランチの写真も良さげでした。 素敵な演奏とおいしいものの機会をいただき、本当にありがとうございました!
余談ですが、「cafe&ごはん まちゃキッチン」のある寝屋川の「ベル大利(おおとし)商店街」は、私が到着した夕方ごろ、とても活気があった。 このような素敵なパンフレットもありまして、最初は「魅」の漢字に違和感を覚えてつい手にとりましたが、内容を見て感心してしまった。 確かに、商店街ってそういう場所だよね。 [秋のカモはラッパに寄る・・・?@まちゃキッチン] 2022年10月29日(土) 出演 加茂浩子 Vo 杉浦潤 P かわださやか Tp
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最終更新日
2022.11.01 11:59:28
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