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カテゴリ:不思議スポット
お盆もとうに終わりましたが、怒涛のレポート4連発、最終回いってみましょう(疲れたよ。。。)。
玉造湯神社といえば、触ると願いがかなうという「願い石」で人気のパワースポットなのですが、カラス天狗というのはどちらかというと山伏や修行僧の様な、仏教に近いモノな気がしますね。両者に関係はあるのでしょうか。 神社をスルーして、ちょっとしたハイキングコースの様な道を行きます。ここは中世(14世紀)にあった「玉造要害城」という山城の跡でもあるようです。 何やら、手作りの案内表示がそこここに立っています。テプラか何かの印字が、食品トレーの切れ端に貼ってあり、竹で地面にぶっ刺してあります。えらく手作り感にあふれていますが、一体誰が????
がんばって歩きますと、やがて山頂付近に出て視界が開け、そこにお堂と、問題のカラス天狗さんがいらっしゃいます。 ここで感じた疑問として、お堂は石造りで形は神社の様に見え、狛犬らしきものもあるのですが、石燈篭や不動明王像、カラス天狗は仏教系の像である、という点です。その件について調べてみましたところ。。。 どうもここは「玉造金毘羅宮」、即ち「こんぴらさん」だというのです。「こんぴらさん」の総本山は香川の金刀比羅宮であり、ここは明治期の神仏分離・廃仏毀釈の中で、それまでお寺さんだったのが、神社に替わったそうなのです。どうも昔の日本では、今と比べ、神社とお寺の境界はあまりはっきりしていなかったようですね (玉造湯神社の内にも金比羅宮があるというのをネットで見ましたが未確認です)。
まあしかし、何故カラス天狗なのか?いつ頃からあるのか?等はよくわかりませんでしたね。ここには看板等は何もないんです。神社さんや地元の郷土史家の方々などに聞いたり、石に書かれた文字を仔細に調べたりすると、もっと色々わかるかもしれませんがね。。。 ちなみにmiracleによりますと、春に来たときは、こんな風に草や木が刈ってなかったらしいです。色々と世話をされているお方がいらっしゃるということですね。一体どなたさん??やっぱり謎です。。。 miracle_masamiには感謝。ぜひまた不思議ネタを仕入れて、連れて行ってほしい、と願うのです。 おわり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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