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Neko月@ Re:野村美月 『“文学少女”と死にたがりの道化』(06/14) 深い。 面白い。 はまる。 読む。 サ…
shiba_moto@ Re[1]:土橋真二郎 『ツァラトゥストラへの階段3』(09/12) しばたさんへ コメントありがとうござい…

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2010.11.16
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カテゴリ:感想
 黒板に書かれた太一以外の4人の名前と「12時~17時」の意味を知ったとき、文研部のメンバーたちは衝撃を受けた。12時ちょうどに、伊織と唯が子供に戻ってしまったのだ。同じ現象は稲葉と青木にも。ひとりだけ子供に戻らない太一だったが、彼には別の試練が待ち構えていた・・・

 ふうせんかずらの手による2つの試練を乗り越えてきた文研部の面々。今度の試練は「時間退行」ですが、これがとてつもなく厄介。いつどこで誰にこの現象が起こるか分からない上に、見た目だけでなく精神も子供に戻ってしまうのですから。
 ということですが、今回は青木に尽きるでしょう。あの青木がこんなにもいい男だったとは! 彼らしいくさいセリフが満載ですが、それがぴったり当てはまったときの効果は絶大でした。もともと、唯との間に生じた今回の不信は「身から出た錆」のような部分が少なからず存在していたのですが、結果としてそれがうまく活かされたような。
 青木と唯に限らず、ほかのメンバーも過去にいろいろなものを抱えていて、その包み隠したいものが否応なく表に出されてしまいます。一緒に、過去にまつわる辛い記憶や感情も甦ってしまうのです。

 包み隠せるものなら隠してしまいたい、なかったことにしてしまいたい。甦ったものにフタをするのか、それともそれをありのままに受け入れ、乗り越えるのか。どちらが正しいとは一概に言えないかもしれませんが、その判断が今回の別れ道だったと思います。
 太一を挟んだ伊織と稲葉の三角関係は今回も変わらず。不思議な感じのする明るい三角関係ですが、こちらの進み具合もこれから注目ですね。

関連作:『ココロコネコト ヒトランダム』『ココロコネクト キズランダム
2010年9月30日読了





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Last updated  2010.11.16 18:40:28
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