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4月8日、英国の鉄の女の異名を取ったサッチャー元首相が亡くなりました。もちろん、直接の関わりがある訳ではないのですが、この人は、私の人生に大きく影響を与えたことは間違いないのです。
1983年香港返還が現実のものとして近づいたこの年、中国と香港返還に関する中英交渉が行われました。その会談の後、プレスの待ち構える会議場の会談で彼女がよろけたことが原因でプレスは、交渉がうまく行かなかったとの報道がなされました。これを切っ掛けに香港の経済は急降下。当社の香港現地法人も、業績の悪化となり、急遽、社長と経理責任者の交代に至ったのです。 ![]() これが私の海外サラリーマン人生の始まりでした。 英国の女性首相はその名の通り、英国経済の立て直しのため、鉄の意志を貫き、最短な経済政策を次々に実行した優れた政治家の一人としてその後も後世に伝えられたのです。 今の日本、政治家も経営者も鉄の意志を持って向かう抜きん出たリーダーシップの人が少ないような気がします。 私の少ない海外会社の社長経験を振り返っても果たしてどうだったのだろうと懐疑的な思いに駆られます。 サッチャー元首相の逝去に臨み、もう一皮むけて更なる飛躍をしたいと改めて思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.04.11 06:38:45
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