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男の味・女の味

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パセリの森 ぼっちゃん農園さん

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スピリッツ0407

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June 21, 2011
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最近よく通うようになった焼鳥屋さん。大将(多分社長)も明るくて、週に1、2度通っています。
先週の話、会社の後輩と二人で飲みに行った際、もっとコリコリした肉が食べたくなって、
「次に来る時には、コリコリした肉を出して欲しい」
と注文しました。それが、多分火曜日の話です。

気のよい大将は、心よく引き受けてくれました。その反応の良さに、後輩と私は、引け目を感じて、金曜日には、この週2度目の客となりました。

「生2丁」と注文すると、すかさず大将が近寄ってきて、
「コリコリありますよ」
と明るく強い口調で一言。後輩と私は口を揃えて
「それ頂戴!」
注文しました。

軟骨ではなく、肉のコリコリ感わかって貰えるでしょうか?このお店、頑張って料理してくれるのですが、コリコリ系に弱い部分があったのです。でてきたものは、噛みごたえはあるけれど、ちょっとムニュムニュ感。けどこれがとてもよい味。ちょっと辛めの味付けで一口で生中半分を飲めてしまいそうな感じ。二人して気にいってしまいました。

お愛想を済ませ、店の外で、
「肉の種類を変えながら、今日のコリコリをメニューに入れて!」
というと、大将が
「それやらしてもらいます!」
の一言。商売人の調子の良さから出た言葉だと思ってました。

ところが、今日、店に入ると、大将がお勧めメニューを指差しながら
「今日もありますよ!」
と、大きな声で…。指差した先には、
「今日のコリコリ」
と書かれてるではありませんか!

あとで聞くと、土曜日は、6食分用意して完売!今日も、私たちが来る前に来たる客みなが、「今日のコリコリ」を注文したそうです。

次からまけてもらおうなんて、せこいことを考えながら、店をあとにしました。





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Last updated  June 21, 2011 11:12:38 PM
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