男の味・女の味

丹波篠山では、この季節、お手頃価格で、一番美味しいのが、
丹波の黒豆
です。
ゆがいて、ほんの少し塩味をつけると、
独特の風味と、仄かな甘さ。
お酒が進んで仕方ありません。

丹波といえば、松茸とか栗も今が旬のはず。


栗はともかく、松茸は高価過ぎて手に入りません。他に猪肉もありました。

このブログのテーマの１つである食べ物の話が先になりましたが、
今日は、地名の話です。
知人が、兵庫県篠山市に住んでいて、その人から聞いた話です。
兵庫県の丹波地区には、丹波市という市があります。
数年前に、市町村合併が盛んだったころ出来ました。

篠山市の市民の中には、丹波という地名の印象が、
篠山市からは切り離された存在になって行くのではないかと、
危惧する声も上がっているようです。
彼らは、丹波篠山市に、市名を変更するような運動も起こしているそうです。
篠山市は、デカンショ祭でも有名で、その歌詞の冒頭が
「たんばささやま…♪」
なので、その歌を知る私の中では、
篠山市から丹波の印象は、消去されることはないと思います。

けれども、うちの娘の世代のゆとり教育世代が、世の中に台頭してきた時には、
篠山市と丹波は、別のものになってしまうかも知れません。
彼らは、今の地名もあやふやなのに、
昔の地名なんて、覚えているわけありませんから。

私の好みでいえば、篠山市より、丹波篠山市の方が好きです。

余談ながら、丹波という名がつく地名は、京都府にもあって、
京丹波町
と言います。
ただ、京都府民は、こよなく、京都をこよなく愛しているためなのか、
丹波よりも、京を先につけて、
丹波をないがしろにしている印象を持っています。（笑）

楽天に、採れたての黒豆の写真をみつけることができなかったので
松茸の写真になってしまいました。

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