ニノウデのプルプル
以前から課題になっていたことなんですけど、女性ってかなり気にするんですよね。正式には上腕三頭筋ってやつですけど-最近は情報が氾濫していて、自分でニノウデを硬くするって決めてトレーニングの相談に来る人が多くて・・・たるんでいるところはとりあえず筋肉を縮めて、固めとこうというのが理由なのですが・・・筋肉鎧説とでも言いましょうか。腰が悪ければ背筋を固める。膝が悪ければ大腿四頭筋を鍛える。そのためのトレーニングと言われれば筋トレ教えますけど-ちょっと待ってください。筋肉って見た目ですか??常に筋張った筋肉がいいのでしょうか?機能的な筋肉とは脳(もしくは脊髄反射)から神経伝達によって、初めて収縮して筋張り、それ以外の時は緩んでいることだと思います。身体全体のバランスをみてから、その患部の現象を考えれば、原因が他にあることはすぐにわかります。それがプロってもんです(笑)上腕三頭筋のプルプルの原因は、背中の硬さです。肩甲骨の動きがよくなると上腕の稼動範囲は広がります。そうすれば日常生活でも上腕三頭筋が伸ばされるようなり、本来の機能を発揮するようになるのです。ニノウデに限らず“筋肉を縮める”ことはカラダの硬化を促進し、慢性的な活性酸素排出の原因となります。アンチエイジングなんて言われてますけど、緊張している筋肉は艶やかさ失っていきます。安易な判断によってエイジングに拍車をかけていませんか?体幹の柔軟性の獲得によって四肢の動きを高めれば、ニノウデ同様しなやかに下半身も引き締まってくるのです。【参考】http://www.ne.jp/asahi/smart/sports/sub1.html