カテゴリ:メンテナンス
Smartの純正バルブキャップを、金属製の警告マーク付きに替えました。
純正のタイヤバルブは黒の樹脂キャップです。 これを、金属製の物に替えたのはただの格好付けではありません。 行きつけの所では起こり得ないのですが、出先などのサービス精神旺盛なガソリンスタンドでは、 トイレを使っている間に、勝手に空気を入れる所があります。 良かれと思ってやってくれているのは判るのですが、実は、空気を入れられると大損害なのです。 もう、15年はなるでしょうか、私、窒素ガスの愛用者なのです。 根っからの無精者でして、空気圧のメンテなんて面倒くさくって…。 そこで、圧が抜けない窒素ガスを充填する様になったのです。 航空機のランディングギアに使われている窒素ガスですが、酸素より分子構造が大きく しかもゴムの分子構造よりも大きい為に、タイヤから圧が抜けないのです。 空気とは窒素約80%で、残り約20%が酸素と二酸化炭素等、水蒸気(水分)から出来ています。 この場合、酸素がタイヤの中に入る事が曲者でして、分子構造がゴムより小さい為、時間経過と共に抜けていきます。 専門家ではないので、どれ位の時間で抜けるのかは定かではありませんが、つまり20%ほど圧が落ちるのです。 100%窒素にするメリットは、この圧です。 巷では、乗り心地がどうだとか、足廻り重量が軽くなるとか、諸説諸々ですが…。 あたしゃただ一つ、圧が変わりにくい、と言うプロユースの事実を知っているからこその、 窒素ガス愛用者なのです。 タイヤ内のガス圧がいつでも一緒というのは、メンテナンスもフリーと言う事の他に、 乗り心地が“変わらない”という事です。 どうです。 理に適っているでしょ。 グレーのボンベを置いている、スタンドのお兄ちゃんなんか、乗り心地が良くなりますよ。 とか、足廻りが軽くなって燃費が良くなりますよ。 とか、セールスを言って来ますが…。 で、Newスマ号を引き取って帰る道すがら、SABで4本とも100%窒素にしました。 このキャップをしていれば、過剰サービスの餌食にならないで済むはず…。 絶対、気付いてくれますよね。 あ! ちなみに、F1のタイヤもその中身は100%窒素ガスです。 勿論、乗り心地重視とかではありません。 一定のタイヤ内圧を保つ為です。 一定のタイヤ内圧、即ち乗用車に置き換えると、変わらない乗り心地の良さに繋がるのかもしれませんねぇ。 SABでは4本1050円で一度入れると、一年未満の補充は無料です。 一年経過すると、一本105円で入れてくれます。 ちなみに、我がスマ号、もう半年以上タイヤ圧調べてません…。 (^_^; 皆さんのタイヤも100%窒素ガスにしてみたら如何? これ、結構お勧めの隠れたメンテですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年03月06日 14時24分06秒
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