HYBRID W-ZERO3 予約開始
14日から、HYBRID W-ZERO3の実機が展示され、予約が開始されました。スライドして出てくるのは、いわゆるPCのようなqwertyキーボードではなく、通常の携帯とおなじ番号キーです。いままで、ウィルコムのad-es使っていましたが、キーボードはたまに少し長い文章を打つときに使っていたぐらいなので、個人的には(あったほうがいいけど)なくてもいいかな、という感じです。最大の特徴は、ドコモの3G回線が使用できるスマートフォンだということです。いままでは、ドコモのスマートフォンを使うしかなかったわけですが、PCにもつないでパケ放題にすると、パケット代だけで12,000円。もろもろ含めると月に15,000円はかかる計算でした。HYBRID W-ZERO3は、基本料金が1,450円、データ通信がドコモの3G回線だけなら(通常はこのパターン)、いくら使っても5,250円。通話しなければ、8,000円弱で、PCのモデムとしても使えます。さらに、PCとの接続ですが、USBとBluetoothだけでなく、無線LANでも接続可能です。2~3,000円ほどのソフトウェアが必要なようですが、これで、無線LANのルータとして使えます。アクセスキーを設定した複数台でのアクセスが可能です。これはすごく使えそうです。画面も従来のad-esなどより広い480×854です。まだまだ、QVGA(240×320)も多いスマートフォンのなかでは、かなり使い勝手が良さそうです。OSは、windows mobile 6.5。アンドロイドではありませんが、現状では妥当な選択でしょう。お値段ですが、本体は、オプションを申し込まなければ一括で72,000円ほどだそうです。ただし、基本料金から1430円×24カ月、総額、約34,000円のキャッシュバックがあります(2年使えば実質4万円弱)。肝心の接続速度は、まだ出ていないのでわかりませんが、同じドコモ3G回線を使用するウィルコムのUSBタイプの速度からみて、0.5~1Mbpsぐらいのようです。おそらくドコモの音声通話に影響を与えないよう、ウィルコムプロバイダのprinが速度制限をしているのでしょう。まあ、十分な速度ではありますが・・。ad-esをスケジュールなどのPDAかつPCのモデムとして使用している私にとっては、非常に楽しみなスマートフォンです。