ぜんおん!
始まりましたね~、冬季五輪。新種目の女子ジャンプとか、とっても楽しみです。 残り容量330kb、果たしてどこまで貼れるか!?(笑)本日のネタはこちら! 白いウクレレ! 裏もまっ白! 私が塗ったのではありません、完全オリジナルです。弾かれた跡も見当たらず、ほぼミントコンディション。タグも付いてます。メーカーは・・・ ゼンオン!楽器関係でよく聞く会社ですが、「全音楽譜出版社」が正式名称とはググるまで知りませんでした。そしてアルファベットをハイフンで区切っている事も。この記事のタイトルを「ゼノン!」ってしようと思ってたのに、見事に肩透かしくらっちゃいました(笑) ラベルには「Morales」とあります。モラレス・・・楽器好きなら一度ぐらいはなんとなく聞いた事のある名前ではないでしょうか。といっても現在このブラント名では作ってないっぽいので、今時の若いコは知らないかも。ナンバーは102・・・って、ちゅーとはんぱやなー!(笑) その昔、「白いギター」が大流行して歌も作られた(順序逆かも)ぐらい白いフォークギターが世間に蔓延した時代がありました・・・らしいです。その後熱が醒めると一転、笑いのネタに。持ってると恥ずかしいってんで、市場はおろか家庭からも駆逐されめっきり見かけなくなりました・・・そうです。ちなみに私は赤いギター派です(笑) というわけで、そのブームにあやかって出したウクレレがこれではないかと思ったりもするのですが・・・そうでもないような気もします。例えばネック。 ボディーとツライチの指板なしタイプです。指板のエッジはちゃんと面取りされています。フレットも端まで来ていないので飛び出しは一切なし、丁寧な仕事です。 ヘッドを見ると 木ペグ仕様です。 このペグ、ボタン部分が端へいくに従って急激に薄くなっており、やや使い辛い(力が入らない)です。こんな仕様のウクレレがその頃にあったのかどうか・・・ないとは言い切れませんが、もう10年ほど前の物と言われた方がしっくりきますね。ネットで検索してもヒットするのはウクレレキットばかりで詳細は不明です。 なんにしてもそれなりに古い物である事は確かでしょう。白い塗料はさして陽に当たってないだろうにもかかわらずうっすらと黄ばみ、 所々に塗装のヒビやシミも発生しています。もちろん汚れも。 サウンドホールの塗りきれてない箇所で合板である事を確認。 表板にはウネウネと曲がり気味の木目が浮き出ています。なんにしても、たいした木でない事は確かでしょう(笑) ブリッジはサドル削り出しの一体タイプ。ローズウッドっぽく塗られていますが、断面の色が明らかに違いますね。薄く作られているので、弦高も低いです。ブリッジがやたらと分厚く調整に苦労する事が多い古レレの中で、この薄さは非常に良心的です(笑) でもネックの造りは雑。表側の丁寧さとは裏腹に、サイドが日本刀の刃紋のように波打っています。 おもしろいのがこれ、ポジションマーク。 キラキラとよく輝くのですが、よく見ると ラメラメ~!!金属片を練り込んだクリア樹脂が埋め込まれています。なんともハイカラ(笑) 肝心の音は・・・まあ合板なので、すばらしい!って事はありません。音量は結構あります。年季の入ったボディーがしっかり振動しています。残念な事にサドル位置がちょっと手前なので音がシャープしてしまいます。でも弦高が低いので追加オフセットサドルを挟めば使用に耐えるようになるかもしれません。 ・・・ふう、なんとか予定通り貼れました。この時点での画像容量は49.96MB。さすがにダイエットも限界です。というわけで残念ですが、楽天ブログでの新旧ウクレレご紹介はこれでおしまいとなります。次回からはこちらで何事も無かったかのように新たな記事をアップしていきたいと思います。まだ慣れていないのでスタートまでもうしばらくかかると思いますが、新しいネタは既に仕込み済ですので遠からずスタートさせられると思います。こちらのブログも書き込みはまだまだできますので、楽天市場内のお買い得情報など見つけたらアップしていきたいと考えています。なのでたまには覗きに来てやって下さい・・・ものすごく稀にいい事あるかもしれません(笑) 話変わって・・・明日明後日と幕張メッセに友人の会社の応援に行く事になったのですが。なんか天気がすごく荒れそうで心配です。遠出なんてめったにしないのに、よりによってこんな時に!? ちゃんと予定通り辿り着けるのか心配です。