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2020.09.22
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三生三世十里桃花 Eternal Love
第53話「止められない嫉妬心」

自ら尾を断ち、高熱で倒れた白鳳九(ハクホウキュウ)。
ようやく意識が戻ると目の前に恋しい東華帝君(トウカテイクン)の姿があった。
白浅(ハクセン)は鳳九が幻覚と間違えていると気づき、2人のために黙って房間をあとにする。
すると東華帝君は枕元に座り、そっと鳳九の頰に触れた。

白鳳九は東華帝君の胸の中に滑り込んだ。
「…陛下?」
東華帝君は困惑したが、鳳九が人間界での情劫の夢を見ていると分かって抱きしめてやる。
「九児…」
すると鳳九は東華帝君の白髪を握りしめ、いたずらっぽく笑った。

「お芝居でした…″陛下″と呼んだこと…あなたは帝君です、東華帝君です…
 やっぱりこの姿がいい…人間界での姿は不格好でした」
「そうか、私は不格好か」
「ふふ、からかっただけです、どんなお姿でも素敵です…帝君のために自分の尾も断ちました
 夢の中で…夢の中で返してください」
鳳九はそう言って再び意識を失ってしまう。
東華帝君は2人が決して結ばれない縁だと分かっていたが、思わず鳳九の額に口づけした。

東華帝君が中庭に降りて来た。
未だ怒りが治らない白浅だったが、東華帝君は去り際、自分が来たことは言わないよう声をかける。
そんな東華帝君の辛い胸の内を誰よりも分かっているのが墨淵(ボクエン)だった。

翌朝、白鳳九が目を覚ますと、白浅が付き添っていた。
「やっぱりね…(東華帝君が来たのは)夢だったんだわ…」
「尾を断つだなんて…
 折顔(セツガン)がいなければ青丘(セイキュウ)で初の″八尾(ハチビ)の狐″になるところだったのよ?」
「狐の尾は便利に使えると父上に教わったから…三生石の帝君の名を刻めるか試してみたんです」
白浅はともかく迷谷(メイコク)と狐狸洞に戻って休むよう勧め、自分も師匠の丹薬が完成したら帰ると言った。
「2度と馬鹿な真似しないでよ?」
「姑姑(ググ)、心配しないで…尾を断てば一度、死んだも同じ…急にあることを悟りました
 …先は長いし、必ずいい方法が見つかると」
( ゚д゚).oO(オイオイオイ…そっち?

一方、天宮では素錦(ソキン)が素素(ソソ)の木彫り人形を完成させていた。
そして人形に仙術をかけ、素素とそっくりの偽物に仕立てる。
実は素錦はこの偽物を人間界の夜華(ヤカ)のもとに送り込み、かつて自分が素素に嫉妬したように、この人形で白浅に嫉妬させようと企んでいた。
「白浅に自分は素素の身代わりだと思い知らせてやるわ
 いくら上神が高貴でも、昔の女の身代わりに過ぎないってことをね…フン」
すると素錦は人形に意識を吹き込み、今日からお前の名前は″素素″だと教えた。

人間界の照歌(ショウカ)は科挙を首席で合格、屋敷ではその祝いに菓子が振舞われていた。
すると人だかりの間から、通りにひざまずいて葬儀代の施しを懇願している娘の姿が見える。
照歌はあの時の神仙だと気づき、慌てて駆け寄った。
「来たんだね?」
「…誰かとお間違えでは?」
「確かに…似ているがあの時の女子ではない」
照歌は落胆して屋敷に戻ろうとしたが、その娘が急に引き止めた。
「どうか哀れに思って私を買ってください」
娘は死んだ父を葬る銭が必要だと訴え、これも縁だと思って助けて欲しいという。
仕方なく照歌は銀票を渡し、天涯孤独となった娘を自分の屋敷で引き取ることにした。

白浅が煉丹(レンタン)房にこもって6日、子闌(シラン)が様子を見にやって来た。
2人は一緒に入門した日を懐かしみ、どちらが兄弟子になるかで揉めたことを思い出す。
「17…」
「ん?」
「…何でもない」
子闌はやはり司音(シイン)に事情を話せなかったが、白浅には師兄がどこか感傷的に見えた。
そこで師兄を励まそうとふざけて掌を放つ。
すると思いがけず子闌が吹き飛び、喀血した。
「師兄(シション)!しっかり!どういうこと?…16師兄なら受け流せたはずなのに」
驚いた白浅は、少なくとも7万年前の子闌の修為はここまで低くなかったと困惑する。
子闌は司音には関係のない事だと言ったが、鋭い白浅は女子が原因だと察しがついた。
「もういいわ、明日から師父は閉関し、師兄たちも帰る、16師兄はどうするの?」
「私は無妄海(ブボウカイ)へ行く」
「天族を葬る聖地へ?何しに行くの?」
「あそこで一生を終えることにした、この身が混沌に戻るまで天族の墓守をする」
白浅は何の冗談かと思ったが、子闌は本気だった。
実はある件で天に誓いを立て、天も自分の望みを叶えてくれたという。
「だから無妄海で余生を送るしかない」
「師兄…でも…」
「聞くな、何も答えないぞ」
そして子闌はそのまま煉丹房を出て言った。

墨淵は閉関を前に酒蔵を訪ね、司音との思い出に浸っていた。
やがて房間に戻ることにしたが、途中で白浅と出くわす。
「あ、師父、折顔(セツガン)が作った丹薬です、洞窟にお持ちください」
白浅は師匠の房間に届けに来たが、留守だったため引き返したところだった。
丹薬を受け取った墨淵は白浅を見てうっすら微笑んだが、そのまま黙って行こうとする。
「師父?何か私に言うことは…」
「夜華(ヤカ)との婚儀はいつだ?」
「10月です、花も美しく、いい時期です」
「17よ、嫁げば太子妃となる、崑崙虚(コンロンキョ)と違い、天宮は掟やしきたりが多い
 過ちを起こさぬよう自重せよ」
「昔は騒ぎを起こすたび師父に助けてもらいました…お言葉を胸に刻みます
 ご安心ください、私には夜華がいます、愚かなことはしません
 できれば婚儀までに出てきてください、恩ある師匠に叩頭し、新茶を捧げます」

(꒦ິ⌑꒦ີ)師父…鈍感な白浅の容赦ない一撃が…


崑崙虚から弟子たちが帰り、留守は第2番弟子・長衫(チョウサン)が守ることになった。
白浅も無妄海へ発つ子闌を見送ってから人間界の夜華に会いに行くことにする。
すると長衫が第1番弟子・疊風(チョウホウ)から預かっていた結魄灯(ケッパクトウ)を返した。
「何かあれば青丘までお知らせください、2師兄にお別れを…」
しかし白浅が柳家を訪ねてみると、照歌はすでに独立していた。
実は照歌は100年に1人の神童と呼ばれ、12歳で太学に入り、5年前の恩科には首席で合格したという。
その後、翰林(カンリン)院に勤め、18歳の今ではすでに戸部尚書になっていた。

その夜、白浅は密かに尚書府を訪ねた。
すると庭先で照歌が娘と酒を飲んでいる姿を見つける。
…たったの6日で約束に背くなんて、夜華、私に借りを作る気なの?…
その時、突然、素錦が現れた。
白浅はなぜ自分の居場所が分かったのか不満げだったが、素錦は隠身(インシン)術で騙せるのは人間の目だけだと笑う。
「雲の合間から輝く光がのぞいたので、来てみるとやはり白浅(バイチェン)上神(シャンシェン)でした~うふ」
そこで素錦は夜華がひとりで寂しくないよう、かつての想い人の人形を作ったと報告し、人形が真面目に働いているか、こうして確かめに来たと説明した。
「…あの娘が人形だなんて気づかなかったわ、優しいのね」
「誰に似せて作った人形かお分かりでしょうか?…″素素″という名を聞いたことは?」
「誅仙台(チュウセンダイ)から飛び降りたという阿離(アリ)の母ね?」
白浅はいずれ夜華が人形の件を知って素錦を罰するはずだと脅したが、素錦はさらに白浅の嫉妬心に火をつけた。
「素錦は人形を作って街中に置いただけ、それを見初めたのは殿下ご自身です
 私をお責めになるのは道理に合わないかと…結局のところ誰かを心の底から愛せば、
 いくら忘川水(ボウセンスイ)を飲んでも、その面影は記憶から消えず、再び愛してしまうのでしょう」
しかし白浅は夜華が素素のために300年も結魄灯をともし続けたことなら知っていると話し、素錦が人形まで作って夜華の世話をしてくれるのは助かると強がった。
「夜華がもしこの件であなたを責めたら、取りなしてあげる」
「素錦、上神に感謝したします、ではこれで…」
白浅はかろうじて体面を守ったが、心の中では激しく動揺していた。



白真(ハクシン)が十里桃林でひとり碁を眺めていると白浅がやって来た。
どこか沈んだ様子の白浅、するとふいに阿離の母・素素を知っているかと聞く。
白真は折顔の話でしか知らなかったが、どちらにせよ死んだ者にこだわる必要はないと励ました。
「…でも四海八荒には女の神仙が大勢いるのに、なぜ彼は私を見初めたの?」
「誰かを愛することに理由など求められない」
「四哥(スーグァ)の言う通りね…でも考えてみると初めて会った時、夜華は私を素素と間違えたのよ?
 四哥?彼が素素に似ているから私を好きになったのなら、私は身代わりなの?
 夜華は素素を300年も愛し続けた…
 海の如く深い想いは長年、変わらなかったのに、なぜ私に会って一変したのかしら?」
「夜華のことはお前の方がずっと理解しているはず、夜華の愛が本物かどうか分からないのか?」
「…もしも今夜、夜華と素素の人形の親しげな姿を見なければ信じ続けられたわ
 私への愛は本物だとね…
 私は夜華を愛している、でも夜華が私を素素に似ているから愛しているのなら…
 素素を愛するあまり、私に面影を求めただけなのかも…そんな愛は受け入れられない」 
白真は死んだ者と張り合っても意味はないと慰めたが、白浅はへそを曲げて帰ってしまう。

素錦は嬉しそうに寝宮へ戻った。
予想通り白浅の弱みは夜華を愛したこと、遠からず自ら身を引くだろう。
白浅は平静を保っていたが、素錦の目はごまかせなかった。



一方、悶々としたまま狐狸洞に戻った白浅は早々と床に入った。
迷谷(メイコク)は食事を届けたが、白浅は見向きもせず眠り続けてしまう。
房間は沢山のろうそくが灯され、寝台の足元には結魄灯の灯りが揺れていた。

迷谷は正房で姑姑が2日も眠っていると白鳳九に相談していた。
その時、ふらりと白浅が顔を出す。
「お酒をちょうだい」
どんなに眠ろうと、白浅の心のもやもやは晴れなかった。
そこでお酒の力を頼ることにしたが、心配した鳳九が様子を見にやって来る。
「聞いてくれる?この間、夜華(照歌)に私を知っているか聞いたら、″知らない″だって…
 それから数日後に屋敷に女を連れ込んでたのよ~?」
「姑姑、忘川水を飲めば覚えていなくて当然です」
「覚えていない?だけど夜華が連れ込んだ女は阿離の母親にそっくりなのよ?」
「素素に?」
実は鳳九は素素を知っていた。
それにしても皇太子が結魄(ケッパク)灯で素素の骨肉を作っていた頃は平気だった姑姑がどうしてこんなことになったのか。
すると白浅は自分が馬鹿だったと卑下した。
これまで昔のことだと思い、素素のことなど気にしていなかったという。
しかし今頃になり、夜華が自分のことは忘れても素素だけは覚えていると知った。
「それで分かったの…夜華にとって大切なのは私じゃないってね」

つづく


(^ꇴ^)折顔のお土産の蜂蜜を美味しそうに食べる白真
まだお子様なのか?それともまさか実は白真が…んなわけないか~( ̄▽ ̄;)>″





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最終更新日  2020.09.22 11:50:22
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