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2020.09.26
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大明风华 Ming Dynasty
第40話「2つの生命」

漢(カン)王・朱高煦(シュコウク)が絶食して5日目、宣徳(セントク)帝・朱瞻基(シュセンキ)は自ら王府に足を運んだ。
すると報告で聞いた通り、寝殿から漢王がかつての自分の功績を語る声が聞こえて来る。
朱瞻基は寝殿の前に立って耳を傾けたが、その時、急に戸が開き、朱高煦は皇帝だけ連れ込んで戸を閉めた。

朱高煦はすっかり憔悴し、もはや立ち上がることもできなかった。
危険がないと判断した朱瞻基は錦衣衛に入らないよう命じ、視察から帰った昨日になって絶食の件を聞いたと告げる。
「二叔は英雄、靖難(セイナン)の役や北伐で功績を立てた、史書にもそう記されている
 私の心にもしかと刻んでいるぞ?
 こたびの謀反は史書には載せぬし、二叔を守るために加担した者の名も伏せる
 私の苦心がなぜ分からぬのだ?」
二叔父がこうして一日中、騒ぎ立て、皆を騒然とさせていれば、誇張した噂を流す者も現れるだろう。
朱瞻基は自分たち家族の醜聞だと嘆き、このような私事はもう幕引きしようと言った。
すると朱高煦は這いつくばって朱瞻基の足首にすがりつき、自分を処刑するよう懇願する。
どうやら二叔父が罪を認めるのは難しいらしい。
それでも朱瞻基は二叔父を殺すことはできないと告げた。
「食事をすれば新しい地に屋敷を用意して禁足を解いてやる、南京はどうだ?
 ここより大きな屋敷で晩年を過ごせるぞ?」
朱瞻基は屈み込んで二叔父を諭したが、朱高煦はいきなり朱瞻基の腕をつかんだ。
それほど罪を認めさせたいなら、葬儀の席で自分が言ったことが真実だったか教えて欲しいという。
「大侄子(甥)、真相が知りたいのだ…それを知ることができたら死んでも悔いはない…」

朱高煦は気が弱かった先帝である長兄を子供の頃からずっと守って来たと懐かしんだ。
もし靖難の一件がなければ自分たちは良い兄弟だったはずだという。
まさか自分がこうして屋敷に軟禁され、長兄がこんなにも早く逝ってしまうとは…。
朱高煦は朱瞻基の情に訴えかけ、あの話は趙(チョウ)王・朱高燧(シュコウスイ)から聞いたと言った。
「私の父は何と言っていた?」
「ゥッ…爺爺は幾晩も悩まれた、私に譲位しても二叔には勝てぬ
 そこであなたに譲ろうとした…二叔だけが大局を安定させられるからだ…
 二叔に誓わせるつもりだった、太子一家の命を守り南京に逃がすとな…」
朱瞻基はついに真実を明かした。
すると朱高煦は床に転がっていた太宗の肖像画を広げ、やはり父は自分の力を認めてくれていたと歓喜する。
これまで明に暗に盾となって父を守って来たことは無駄ではなかったのだ。
「父上が私を害するわけも見捨てるわけもないっ!」
朱瞻基は二叔父の気が済んだと安堵し、約束通り祖父の前で罪を認めるよう頼んだ。
しかし朱高煦はかつて朱瞻基がそうだったように南京行きを拒否する。
「ふっ…私もお前と同じだ、たとえ殺されても、引き裂かれ灰になっても…決して罪は認めぬ」
激昂した朱瞻基は約束を破るのかと食ってかかったが、逆に朱高煦から押さえつけられた。
「騙されたな!私を信じたのか?!お前の爺爺をよく見ろ!罪があるのはお前の方だ!
 帝位を簒奪(サンダツ)し、親族を禁足にした!ぬぐい去れぬ恥をさらして生きるがいい!」
「ぐぐぐ…誰かっ!」
皇帝の号令で錦衣衛が一斉に殿内に踏み込んだ。

朱瞻基は激情に駆られ、錦衣衛の帯剣を抜いて二叔父に突きつけた。
すると朱高煦はひざまずき、先帝の腹黒さにはどんな鋭利な剣もひれ伏すしかないと嫌味を言う。
「お前の父に負けたことは認める、父上すらだましたのだ、私など簡単だろう?」
その時、朱高煦は思わず失禁し、父の肖像画を濡らしてしまう。
朱瞻基は異様な姿の叔父に何とも言えない恐怖を感じ、逃げるように王府から飛び出して行った。



翌朝、皇妃・孫若微(ソンジャクビ)は皇太后のご機嫌伺いで慈寧宮にいた。
しかし皇后・胡善祥(コゼンショウ)は体調が悪く、誰にも会いたがらないという。
また宣徳帝も気分が優れず、今朝は挨拶に来れないと女官が報告して下がった。
すると皇太后はなぜか太監がうつむいたまま帰らずに控えていると気づく。
そこで自ら席を立って話を聞きに行ったところ、顔色が一変した。
若微は様子がおかしい皇太后を心配し、何ごとかと歩み寄る。
「皇上が…これまでの成り行きを認めたわ…漢王はこのままでは済まさぬはず」
|ω・`).oO(その他大勢はもしや側室の皆さん?
 
その夜、頭を抱える朱瞻基のもとに朱高燧が現れた。
三叔父に漢王の調査を頼んでからすでに幾月も経ったが何をしていたのか。
朱瞻基は三叔父がうまくお茶を濁しつつ、何者かと結託して自分を陥れるつもりかと疑った。
すると朱高燧は微妙な立場ながら命がけで実の兄を探っていると訴え、信用できないなら他の者へと辞退する。
しかし朱瞻基は最後までやり遂げろと迫った。
「北鎮撫司(チンブシ)が嫌なら朝廷内に別の役職を用意してやろう、それも嫌なら地方を治めるか?
 どこでもいいぞ?約束は守る」
「…心得ました」
「私に猶予はない…二叔は私のことを追い込む気だ」
「いかにも、老二は死をも恐れぬ男、ですが皇上も焦り過ぎでは?面倒な状況なのです
 漢王府の件は知れ渡っている…」
「(ジロリ…)」
「(ハッ)私の失態です」
朱高燧は慌てて拝礼すると、朱瞻基はきちんと始末をつけろと凄んだ。

朱高煦がひとりで酒を飲んでいると、朱高燧が現れた。
朱高燧は手土産に持って来た酒を開け、朱高煦と酌み交わす。
「時機が来たな…」
「奴を追い詰めました…老二、このまま命を懸けても?」
「危険を承知で臨むしかない、今、命を懸けないでいつ懸ける?」

翌朝、侍医たちは皇后の懐妊を確信し、胡善祥に伝えた。
すでに皇太后と皇帝にも報告したという。
こうして久しぶりに慈寧宮で家族4人水入らず、張妍(チョウケン)は今度こそ子を失わないよう息子に釘を刺した。
そこで朱瞻基は皇后の子には先帝からもらった名前・祁鈺(キギョク)をつけるが、皇妃の子には自分がつけたいと懇願する。
「太后、どうかお許しください、さもなくば癇癪を起こすかも…ふふ
 この数日、書を見ては縁起の良い字を選んでいます」
「重鎮の″鎮(チン)″にしようかと…重石の意味があり、貫禄も感じられる、天下の根幹です」
胡善祥は黙って聞いていたが、内心おだやかではなかった。
そこへ宦官が現れ、宣徳帝に耳打ちする。
朱瞻基は急に席を立つと、辺境で何かあったらしいと断り、政務に戻った。

若微は胡善祥を心配し、寝殿まで送り届けた。
「皇后、私はこれで…」
しかし急に胡善祥が若微の手を止める。
「皇妃も懐妊中ゆえ、免礼」
どこか不満そうな様子の胡善祥、すると合図して付き人たちを下げた。
「私に言うことはない?」
「会おうとしなかったのはあなたの方よ?」
「あなたが真相をいつ皇上に話すかと気が気でないだけ…」
「皇上の子をまた懐妊したのでしょう?大切にしてくれるわ…」
「あなたの子に″祁鎮″と名付けた、皇上は言ったわ、天下の根幹だと…
 私のことなど眼中にないの、ひと目でも私を見た?
 ともかくこの子に感謝すべきだわ、そうでなければ私は廃后になっていたかも…」
「蔓茵(マンイン)!何を考えているの?両親が天から見ているわ!
 私は実の姉なのよ?あなたのことが心配なの!」
「姐姐、そう言ってくれるなら安心だわ~私も姐姐が好きよ?でもそのお腹の子は嫌い…」
驚いた若微は思わず後ずさりすると、そのまま帰って行った。
「ハア~姑姑が言ってたわ、川の両岸の者は考え方も同じではないと…」



朱瞻基が寝宮に戻ると三叔父が待っていた。
すると朱高燧は証人も物証もすべて揃っていると報告し、万が一にも虚偽なら自分の首を差し出すという。
朱瞻基は早速、証拠を確認すると、それは楡木川(ユボクセン)で盗まれた軍報だった。
「都の市場で別々のオイラト人から買い付けた物です
 当時、皇上に上奏された軍報と同じ物がマフムードの手にも渡っており、大明は大敗を喫しました
 奴らは密約を交わし、父上を死に至らしめた、真相を調査していて驚きました
 老二は兵権を握っていましたが、まさか内外で結託していたとは…
 マフムードが都にいたのも老二の手引き、タタール、アルクタイ、ウリヤンハイとも結託していた
 国内では靖難の遺児にも手を出しています
 遺児の中から人材を選び、武夷(ブイ)山から都に刺客を送った
 裏で金を出し、指揮を執っていたのは奴です
 建文(ケンブン)帝を正統と見なす者は多い、その切り札を使った
 爺爺も老二を恐れていました
 爺爺の遺詔の存在で奴が築き上げた勢力は瓦解(ガカイ)しましたが、腹立たしかったはず…
 都の中にも宮廷の中にも奴の間者は多く、探れぬものはない」
「なら三叔の間者はどれくらいいるのだ?」
「知らぬほうが身のためです、皇上、この件が解決しても油断なさらぬよう…」

その頃、朱高煦は王妃と2人、最後の晩餐を決め込んだ。
皇帝は夜半にやって来るだろう。
「使用人は解雇したか?…子供たちは寝たか?」
「コクリ…王爺(ワンイエ)、本当に恩情を求めないと?王爺…シクシク…」
すると朱高煦は自分が勝利していたら、決して太子たちを見逃さなかったと言った。

朱瞻基はついに朱高煦の大罪の証拠を手に入れ、早速、漢王府へ向かうことにした。
しかし寝宮を出ると、ちょうど楊士奇(ヨウシキ)たちが慌ててやって来る。
「皇上、火急の軍報です!」
朱瞻基は後で聞くと言って歩き出したが、于謙が顔を真っ赤にして怒鳴った。
「皇上!どこへ行くのです!」
実はオイラトが侵攻し、しかも太宗さえ苦戦したあのマハムードだという。
朱高燧は翼をもいで心の蔵をえぐれと皇帝を鼓舞、すると朱瞻基は皆を連れて兵部に向かった。

朱瞻基は親征を決意した。
驚いた楊子奇は朝廷が内憂外患の今、大局を預かる者がいなくてはならないと反対する。
しかし朱瞻基はあっさり楊子奇で良いと決めた。
「長い間、爺爺は長城の内と外との和平を願っていた
 だがあの者は長城内に攻め込もうとしている…はお、迎え撃とうではないか
 爺爺の遺志を継ぎ、私が徹底的に征服してやる!」
「ご も っ と も で す !」
于謙はひざまずき、皇帝の決定に賛同した。

結局、漢王府に皇帝は現れなかった。
すると翌朝になって皇帝の聖旨が届く。
朱高煦は寝殿でうとうとしながら聞き流していたが、皇帝が親征すると知って目が冴えた。
「″朱高煦は長年、軍中におり、優秀な将軍である
 この国難に際し禁足を解くこととし、太宗の鎧を下賜する
 玉の指輪、多数の真珠、香料も下賜するゆえ、世に太平をもたらすことを己の務めとせよ″」
首の皮一枚つながった漢王妃は涙ながらに拝受すると、突然、朱高煦が中庭に現れた。
そこには確かに父の鎧がある。
玉扳指を嬉しそうに手に取った朱高煦はうっかり落としたが、慌てて拾って寝殿に戻った。

一方、朱瞻基は皇后に出征を伝え、最後に若微を連れ出した。
「もし私が男だったらついて行きます、ですが残念ながら見送るしかないわ…」
「母上に会いに行ったが不機嫌だった、危うく説教されそうだったよ」
朱瞻基は心配する母にまだ見ぬ子供たちのためにも戦へ行くのだと伝えていた。
「私からのお願いです、皇帝として子供のため、何か一言、残してください」
「私が戻らぬと思っているのか?」

つづく


(´゚艸゚)さてさて、煮ても焼いても食えない老三…
どちらに転んでも退路は残していそうw





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最終更新日  2020.09.26 22:03:12
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