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甜了青梅配竹马 Sweet First Love 第17話「一途な愛」 蘇念風(スーニエンフォン)は楽堤胤(ローディーイン)が胸の痛みを訴えたと知り、慌てて病室に駆けつけた。 しかし堤胤はすでに薬を飲んで落ち着いたという。 それより柳子慧(リウズーフイ)から聞いた牧雲(ムーユン)の泥酔事件が気になっていた。 「その後、どうなんだい?…彼のことが好きなんだろう?」 「分からないの、あまりにもお互いを知り過ぎていて、何の感情が判断がつかない それに養父母への不信感もあるから…」 「考え過ぎないで…亡きご両親は君の幸せを願っているよ」 その頃、念風を目の敵にする欧陽晴雪(オウヤンチンシュエ)は丁小青(ディンシャオチン)とモニカ(莫妮卡)を自宅へ呼び出し、ヨガで気分転換していた。 モニカは実習生の念風などどうせ首になると安心させたが、晴雪は悠長に待っていられない。 すると偶然、欧陽予(オウヤンユー)が自宅の書斎で株式譲渡書を眺めている様子を目撃した。 晴雪は兄が席を外した隙に急いで契約書の写真を撮ると、ふとデスクトップに並んだファイルが気になる。 そこでいくつか開いているうち、念風が映っている監視カメラの映像を見つけた。 林迪(リンディー)は子慧にこっぴどく振られてもへこたれなかった。 子慧が自分の運命の女性だと信じて疑わず、子慧のためなら金に糸目をつけないという。 そこで子慧は林迪を追い払うため、高級フレンチ料理に行きたいと言った。 友だちからスーツを借りて子慧を待つ林迪、すると子慧は2時間も待たせた挙句、料理に口をつけずに帰ってしまう。 それでも林迪はあきらめないと宣言し、子慧の買い物に同行してブランドバッグを買ってあげた。 子慧はわざと欲しくもないバッグを林迪に買わせた。 早速、そのバッグを出品することにした子慧、しかし念風からとがめられてしまう。 「林迪ってすごく良い人だと思う…こんな仕打ちはあんまりじゃない?」 しかし子慧は駆け引きで手に入れただけだと開き直った。 一方、部活が終わった牧雲はロッカールームにいた。 真っ先にSNSをチェック、すると子慧が図書館で勉強中の念風の写真をアップしている。 (  ̄꒳ ̄)ふふっ… 密かに顔をほころばせる牧雲、その時、先輩たちの話が聞こえてきた。 林迪は子慧に貢ぐため母親のカードまで使い込み、補てんするためバイトを探しているらしい。 そこで牧雲は図書館に向かい、念風たちの席に座った。 「…林迪はプレミアのバスケットシューズまで売ったぞ?」 すると気まずくなった子慧は先に帰ってしまう。 2人だけになった牧雲は隣で勉強している念風の指にそれとなく触れて合図したが、念風はまだ答えが出せずにいた。 子慧は結局、バッグを返品し、林迪にお金を返すことにした。 するとルームメイトの張艾倫(ジャンアイルン)が林迪ならバスケット教室のバイトに行ったと教える。 「お前のせいだぞ」 驚いた子慧がバスケットコートに駆けつけると、ちょうど泣き出した子供を優しくなぐさめている林迪の姿を目撃した。 思わぬ林迪の一面を見て心が洗われる思いがする子慧、その時、林迪が子慧に気づいてやって来る。 「どうしてここに?」 「良いお父さんになりそうね」 子慧はバッグ代を返し、レストランも割り勘だと言った。 「俺はまだ学生で無力だけど、君が望むことは全力で叶えるよ、本気で好きだから」 「バカ言ってないで戻って」 子慧はいつもと変わらず高圧的だったが、背を向けた瞬間、笑顔になっていた。 モニカはトーマス博士を出迎えに行くため念風を呼んだ。 念風は車が苦手だと話したが、行くのが嫌で嘘をついていると疑われてしまう。 仕方なく覚悟を決めて車に乗り込んだ念風、するとやがて事故の記憶がフラッシュバックし、卒倒してしまう。 念風が目を覚ますと病院にいた。 AI時計のおかげですぐ駆けつけたという牧雲、すると思わず念風の頬に手を伸ばしてしまう。 念風は困惑して顔を背けたが、その時、病室の椅子の上に置いてある資料と白衣が見えた。 「もしかして研究を投げ出してきたの?」 「お前以上に大事なものはない…」 その時、知らせを聞いた蘇両親が病院に駆けつけた。 蘇父は牧雲がついているので大丈夫だと止めたが、蘇母は念風の無事を確認しないと安心できないという。 そこでドアのガラス窓から中の様子をうかがってみた。 病室では牧雲が甲斐甲斐しく念風の世話を焼き、念風も以前のように笑っている。 蘇母はもう大丈夫だと思ったが、自分の姿に気づいた念風の顔がみるみる強張るのを見ると入ることができなかった。 牧雲は蘇両親が見舞いに来たとも知らず、急に機嫌が悪くなった念風に戸惑った。 そこで研究の合間にネットでツンデレの理由を検索、頭を悩ませる。 すると同級生がレポートの代行を条件に女の扱い方を伝授すると持ちかけてきた。 牧雲は同級生と取引し、口説き方を学んだ。 …まず彼女を褒めちぎり、最高の存在だと思わせろ… しかし牧雲は緊張のあまり念風がPCを壊したタイミングで褒めてしまい、かえって嫌味かと怒らせてしまう。 …彼女の願望を的確にとらえろ… 牧雲は窓から外を眺めている念風に気づき、いきなり抱き上げ、有無を言わさず外へ出た。 「外に行きたかったんだろう?」 「はあ?雲がザリガニみたいだな~と思っただけよ!」 …とどめはプレゼント攻撃だ!花や華やかな物じゃなく、実用品を贈れば堅実な男だと思われる… そこで牧雲は加湿器やダニ避けスプレー、ハンドソープの詰め合わせを届けた。 (๑・᷄ὢ・᷅๑)<何かくれるなら希望を聞いてよ~ (  ̄꒳ ̄)<何が欲しいんだ? (^ꇴ^)<花! ( ゚д゚)<ふぅぁ?! そんなある日、秦堯(チンヤオ)が念風の見舞いにやって来た。 「こいつは見舞うに値しない!」 牧雲は親友の顔を見るなり喧嘩腰、念風から頭を冷やして来いと怒られ、追い出されてしまう。 「気にしないで、性格なの」 「ふっ、君を奪われたくないのさ」 すると秦堯は牧雲が卒業研究よりAI時計の開発を優先していたと教えた。 「奴にとって君以上に大切なものはないんだよ」 念風は牧雲を迎えに行った。 すると牧雲はまだふて腐れている。 「チンヤオのみかん、甘いわよ?食べる?」 「プイッ!」 念風は秦堯に嫉妬している牧雲が可笑しくて、久しぶりにわがままな弟の世話を焼いた。 「チンヤオとはあんたが思っているような関係じゃ…」 しかし話の途中で欧陽予から連絡が来る。 念風は新薬の治験が始まると聞いて大喜び、堤胤に知らせると言って病室に帰って行った。 ( ー̀ωー́ )<はあ〜俺が優先される日は来るのかな… 欧陽予は父の反対を押し切って新薬開発に投資していた。 念風のためだと知っている晴雪は兄と念風では釣り合わないと怒りをあらわにするが、相手にしてもらえない。 一方、欧陽予は妹の不安をよそに念風の見舞いに向かった。 しかし病室の前で牧雲が立ちはだかる。 つづく ( ;∀;)スーママ、切ない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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